地域を代表して心より御礼を申し上げます ベトナム

コロナ禍においても、ベトナムの子どもたちを気遣ってくださる日本の支援者の皆様に宛て、ベトナム ドンナン州グエン・ティン・ミーン・カイ中学校にてPTA会長を務めるホ・バン・ティン氏が、教師、生徒、保護者など、地域の方々を代表して、感謝のお手紙をくださいました。

親愛なる支援者の皆様

私は、ベトナム ドンナン州グエン・ティン・ミーン・カイ中学校でPTAの会長をしていますホ・バン・ティンと申します。
本校はディン・カン郡の中心部にありますが、この地域には経済的な理由で学校に通うことができない子どもたちが大勢います。その子どもたちの家族は仕事を求めて貧しい農村から移り住んでおりますが、保護者の多くは教育を受けていないため、定職に就くことができません。また、両親が離婚や死別で片親しかいない、または両親ともいない家庭もあります。保護者がいない場合、子どもたちは近くの寺に預けられますが、食糧や衣服が不足し、彼らの面倒を見ることができる大人も不足しています。愛情を充分に受けることができなかった子どもたちは、自尊心を持つことが難しく、何に対しても臆病です。その様な子どもたちにもなんとか学校に行ってもらいたいと思いますが、学用品や制服を買うことができなければ学校に行くことはできません。改めて、学校は知識を得るだけではなく、子どもたちに心の平穏を与える重要な場所だと思い知らされています。
私は、PTA会長を5年していますが、机上の業務に加えて彼らのような子どもたちの気持ちを理解し、彼らの苦境を周囲の方々に知ってもらうことも非常に重要です。したがって、地域の方々には、必要な子どもたちへの学用品の支援と彼らに寄り添ってほしいと常々お願いしています。
本校の生徒は日本の方々からダルニー奨学金の心温まるご支援を受け、心から、感謝しています。これらのご支援は、恵まれない子どもたちにとって非常に意味深いものです。その価値は、単に学用品や制服というだけではなく、遠い日本の方々が自分を応援していることを知ることで彼らに生きる上で大きな勇気を与え、未来について考えることができる自信を与えるでしょう。
支援者の皆様も、コロナ禍で、それぞれに事情を抱えながら、ベトナムの貧しい子どもたちに心をお寄せいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本校のダルニー奨学金の担当教員は、地域の教育省の担当者と共に、いただいたご支援が本当に支援を必要とする子どもたちに届くよう、取り組んでいます。
昨年から、新型コロナウイルス感染はベトナムを含めて世界中の経済に影響を与えています。我々も感染が広がらない様、できる限りの予防策を講じていますが、マスクや消毒液を買う余裕がない貧しい家庭には、感染予防は難しいという事情もあり、今年は、例年学校で実施しているダルニー奨学金の授与式を中止にしました。しかし、奨学生は皆、遠い日本の皆様のご厚意に心から感謝しています。皆様の支援の意味深さと温かさを感じ、皆様を身近に感じています。
できることでしたら、将来本校においでください。生徒、教師、保護者皆で歓迎し、直接お礼を申し上げたいと思います。

最後になりますが、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。

ホ・バン・ティン

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「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

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