活動内容
1987年、タイ東北地方の41人の子どもへの奨学金提供から始まった民際センターの活動。メコン5ヶ国と呼ばれるラオス・カンボジア・タイ・ミャンマー・ベトナムの延べ約40万人を超える子どもの教育支援を実現するに至りました。
現在、初期の奨学生は大きくなり、ある子は看護婦に、ある子は農業試験所の技術官となりタイを支えています。
民際センターは、ダルニー奨学金を受けている子どもたちそして地域に対して、より質の高い教育が受けることができることを、いつも考えています。子どもたちの笑顔につながり、将来を夢見ることができる力に繋がり、それらの支援は、世界の貧困削減と平和構築つながると信じているからです。
私達の活動は、①教育普及事業、②学校施設拡充事業、③教育内容拡充事業と大きく三分野に分けられます。
30年以上実施しているダルニー奨学金は、①教育普及事業になります。
また、②学校施設拡充事業、③教育内容拡充事業として、
・プレゼントセット、・通学自転車支援プロジェクト、・学校教材支援セット、・少数民族教師養成プロジェクト、・Libraryキャンペーン、・ラオス学校・教室建設、・カンボジア女子寮建設をご提案しています。
これらのプロジェクトは、今、メコン5か国で本当に必要とされている支援ばかりです。民際センターではそれぞれの国のスタッフは、現地の人々で構成されているため、どのような支援が必要なのかを理解しています。その彼らと日本のスタッフが、奨学金以外に何が経済的な理由で教育の機会を失うメコン5か国の子どもたちの自立につながる支援なのかを真剣に考えた結果、提案させていただく支援です。以下にそれらをご紹介いたします。
少数民族教師養成プロジェクト
【支援できる国】 ラオス
ラオスの山間部には少数民族が多く暮らしており、
そのような地域で村の学校で教える教師を見つけることは容易ではありません。
そうした少数民族出身の学生が教師養成短大で学べるように支援します。