カンボジア女子寮建設

カンボジアでは家から中学校や高校への距離が大変遠く進学を断念したり、退学を余儀なくされる生徒がいます。
2014年の統計によれば、カンボジア全体では小学校6,933校・中学校1,245校に対して、中高併設校415校・高校29校しかないのが現状です。
これらの学校数が少ないうえに、交通機関も整っていません。自転車がなければ一番近い高校でさえ数10㎞も歩いて通わなければならず、就学を諦めざるをえないのです。
カンボジアにも学生寮はあります。しかし、いくつかあるものは⼟地所有者の許可を得て生徒達が建てた掘っ⽴て小屋です。その様な寮でも電気代を払えない生徒がいます。その場合は乾電池式ランプを使用するか、まったく灯をとることができません。
通常は男⼥別ですが、兄弟や親戚の場合は、男⼥⼀緒に暮すケースもあります。
男子生徒であれば、近くにあるお寺に住まわせてもらうこともできますが、お寺は女人禁制、女子生徒の場合、そうはいきません。そのような状況でも、学校に通いたい、勉強を続けたいと、女の子たちは学校の近くに掘っ立て小屋をつくって暮らします。そこは、施錠できず、雨風も入ってきます。
さらに、貧困のため朝食をとらず、食事は昼と夜の2回のみ。持参コンロを持ち出して外で料理し、夜は昼の残り物を食べています。トイレもシャワー兼用の1つだけ。それを約60人の生徒が使用していて、乾季には水が無くなってしまう時もあります。カンボジアの夜の⼀人歩きは危険なので、遠く離れている場所にトイレが設置されているエリアでは夜間は使えないこともあります。

生徒たちが建てた小屋

部屋の中

離れた場所にあるトイレ

【プロジェクトの特徴】
【支援できる国】カンボジア
民際センターでは、カンボジアの高校の傍に女子寮を建てるプロジェクトを行っています。

たとえば、コンポンチュナン県コンポンレーン郡にあるコンポンレーン高校(男子390人、女子389人)でも同じ問題に直面していました。
その地区は小学校30校・中学校8校に対して高校は1校のみ。
バスや電車などの交通手段も全くないので、遠距離に住む生徒は同高校に通うために自転車を使うか、自転車がない場合は歩かなければなりません。
その様な状況を受けて民際センターでは皆様のご支援を募り、女子寮を建設することができ、現在では約20名の女子生徒が安心して勉強に集中しています。
ご寄付いただいた方に心からお礼申し上げます。

ご支援いただいた女子寮

併設されたトイレ

寮に住む生徒たち

地方の高校には通常は寮がなく通学ができない生徒がまだ沢山います。ご寄付は少額でも受け付けています。

是非、皆様のご支援をお願い致します。

【女子寮が建つまで】

1.ご寄付のお話をいただきましたら、民際センターカンボジア事務所にて、一番女子寮を必要としている学校を調査・選定し(1~2か月程度)、見積もりと提案書をお出します。

建設地の選定

 

2.天候によりますが、建設には3~4か月かかります

建設中1

建設中2

3.完成後、報告書をご提出いたします。
また、ご希望者には竣工式にお越しいただけます。(諸費用はご支援者様負担)

先生方と寮に住む生徒たち

寮の完成

民際センターへのカンボジア女子寮建設に関するお問い合わせは、こちらの「お問い合わせフォーム」をご利用ください。
また、お電話でも受け付けております。以下のフォームに必要事項をお書きください。

カンボジア女子寮のチラシはこちらからダウンロードしてください。

 

【ご支援いただいたカンボジア女子寮】

民際センターは、ご支援により現在まで下記地域に女子寮を建設しました。まだ、不足している地域がたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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