ボランティアの声

ボランティア

30年を超える民際センターの歴史には、たくさんのボランティアさんの助けがありました。
そんな大切なボランティアの皆さんを、ご紹介します。さらに多くの方々が加わってくださればと願っています!

事務局ボランティア

 
ニューフェイスのボランティアさん! 安藤 利香 さん 
  

 

2020年2⽉からボランティアに参加してくださった安藤利⾹さん。現在は新型コロナウイルスの感染拡⼤防⽌のため、事務局にお越しいただけない状況ですが、⼀般の企業で働き、出産と⼦育てを経て、お⼦さんが社会⼈になり⼿を離れた今、再び働きながら、できる範囲でボランティアに参加してくださろうとしています。

大学で日本語教員課程を専攻していた娘さんを通して、様々な国の言語や文化に興味がわき、2016年に家族でカンボジアを訪れることに。そこで、初めて現地のツアーガイドさんから、カンボジアでは貧しい家庭環境のため、家の⼿伝いをしなくてはならず、学校に⾏けない⼦どもたちがたくさんいることを聞き、さらに、路上で絵葉書を⼀⽣懸命売っている⼦どもたちの姿を⽬にして、⺟親として胸を打たれたのでした。

「“何か私にもできること”を探していた時に、たまたまテレビで⺠際センターの教育⽀援について知りました。その後カンボジアに⾃転⾞を贈る⽀援があることも知り、⽀援をしてしばらく経った頃に、私が贈った⾃転⾞に乗って学校に通う少⼥から写真とお⼿紙が届き、本当に嬉しかったです︕彼⼥に⾃転⾞を贈りましたが、私の⽅が嬉しい気持ちをもらい、とても感謝しています。今でも⼿紙と写真は私の宝物です。」

ボランティアでは、⽀援者の皆様へ送るお礼状の作成を⼿伝ってくださる安藤さん。ボランティアを通して感じたことを教えてくれました。

「昨年末に⼀度仕事を退職して時間ができたので、以前から事務のボランティアをしてみたいと思っていたので、⺠際センターにメールを送りボランティアをさせていただくことになりました。お礼状を作りながら、多くの⽅々が⽀援してくださっていることを知り素晴らしいと感じました。このお⼿紙を⽀援者の⽅が⼿に取り⾒てくださることで、微⼒ではありますが、私もお役に⽴てているのかと思うと嬉しいです。」

現在、新型コロナウィルス感染拡⼤の影響で、外出を⾃粛せざるを得ない状況の中、インターネットを通じて交流が増えていますが、その⽇々のなかで、⺠際センターのInstagramなどで⼦どもたちや現地のスタッフの⽅々の写真を⾒ることが最近の楽しみですと⾔ってくださる安藤さん、また日本橋の事務局でお会いできるときを楽しみにしています︕

 
旦那様から引き継いで ~79歳のボランティアさん~ 三瓶 清子 さん 
  

 

右から5番目が三瓶さん

 御年79歳のボランティア三瓶清子さん。1990年、旦那様が新聞でダルニー奨学金のことを知り、タイへの奨学金支援を始められました。旦那様は、民際センターの理事長ともよくタイに行かれており、年に数回はタイを訪れるほどでした。そんな旦那様が、14年前に亡くなり、それから清子さんが奨学金支援を引き継がれ、5年ほど前から週1回はボランティアに来てくださっています。

 “私の場合はお遊びで楽しませていただいてますから~笑。できる範囲で、今しかできないことをやりたいと思っています。事務局の皆さんや、他のボランティアさんと会って話せるだけでも楽しいので、自分一人で通える間はボランティアに行きたいです。” とおっしゃっています。ボランティアでは、切手や葉書の仕分け、発送のお手伝いなどをしてくださり、とても助かっています。いつも物腰が柔らかく、優しい心遣いで事務局を和ませてくださいます。

 実はそんな三瓶さん、大病を患い命を落としそうになったことが2度あり、同じ病室の方々が亡くなる経験を何度もしました。“長生きできるはずがないと思っていたのに自分は生かされ、主人より長生きし、命が守られていることを感じ、じゃあ主人がやってきたことを引き継いでやりましょうという気持ちです。”と言って、民際センターを通してご支援を続けてくださっています。

 旦那様と共にタイに何度も訪れたり、支援しているタイの奨学生と文通するために翻訳をお願いした日本在住のタイ人留学生と関わる中で、タイ人の国民性に惹かれ、親しみが湧くようになったそうです。今でも深い交流があり、タイ人が自宅に泊まりに来たり、タイに行けば喜んで迎えてくれる家族のような人たちがいます。かつて、多い時には年2回ほど行っていたタイ。今では孫がたくさんタイにもいる感じと嬉しそうにおっしゃる姿が印象的でした。現在支援している奨学生の女の子にも、近々会いに行ければと願っておられます。

 自分には兄弟がいなかった分、子どもが好き、お友だちが好き、人間ウォッチングが好き、いろいろな人とつながることが楽しいとおっしゃる三瓶さん。その周りにはいつも暖かい愛情が流れているようです。いつもありがとうございます。

 
早期退職、そしてボランティア! H.S.さん 
   

 2019年8月から週1回でボランティアに来てくださるH.S.さん。同年春までは、外資系消費財メーカーなどで、マーケティングやコンサルティングの仕事を35年間バリバリされてきた上で、早期に退職する道を選ばれました。2017年からダルニー奨学金の支援者として民際センターとつながり、ちょうど会社を退職した頃に届いたダルニー通信(民際センターの定期刊行物)でボランティアの募集を知ったのがきっかけ。

 現在、手紙の封入作業、切手や葉書の整理、データ入力、マイ・ページ運用チェック等まで幅広く手伝ってくださっています。「ボランティアだからこそ、好きでやってるからこそ、一生懸命地道に取り組めることがあり、毎回色んな発見があり、めちゃくちゃ楽しい!」と言ってくださいます。職員と一緒に出かけるランチはサラリーマン時代を思い出して、これまたいいそうです(^^♪

 民際センターの印象を聞いてみると、落ち着いていて居心地がよく、そして興味深いとのこと。ここでのボランティア以外でも、運動したり、英会話を習ったりと、活動的でいつも明るいH.S.さんに、私たち職員も元気をもらい支えられています。

 
学校へ行けない子どものために 河野 勝弘さん 
   

 地元の中学校のイベントでダルニー奨学金の事が紹介されていて、そこで初めて民際センターのことを知りました。
 以前から、自分が子どものころ見た経済的に恵まれなくて学校に行けない子どもたちのために何かできないかと考えており、ダルニー奨学金の支援の他にも、事務局でもお役に立てることがあると聞き、今では月に2回ほどボランティア活動をしています。

 

 
社会とのかかわりを大切に 小西 良一さん 
   

 ボランティアのきっかけは、定年退職して家にこもるのが嫌だったこと、そして会社の仲間以外の⽅とも知り合いたいと思ったことでした。当時からタイの⼦どもをダルニー奨学⾦で⽀援していたこともあり、⺠際センターのホームページ上で、事務局で作業してくれるボランティア募集の記事を⾒つけ、何か役に⽴てることがあればと思いボランティアに申し込み、はや10年が経ちます。元々は、システムソリューションの会社で働き、システムの品質テストに基づいて、出来栄えや品質評価を毎⽉まとめ評価集計システムを作るという、そんなお仕事をされていました。

 最近は、毎⽇午前中にウォーキングをしながら買い物をし、午後は家族の⾷事を作っているという、まめで多彩な⼩⻄さん。趣味のウォーキングは毎⽇2万歩を⽬標に平均1.7万歩歩いているそう。⺠際センター事務局に通うことも楽しみの⼀つで、最寄り駅よりも遠くの駅から歩いて通って来られます。半分趣味だった献⾎は、この4⽉末70歳献血定年を迎えるまで、何と312回もされたそうです。NPOスペシャルオリンピックス東京で知的障がい者へのボーリングコーチもされ、NPOネパール・マ・ジャニでは集めたパソコンをリフレッシュして、ネパールの学校に送る処理もお手伝いされていたそうです。

 社会との関わりを持つことも⼤切だと考えて続けているボランティア。⺠際センターでは、⽀援者データの⼊⼒やチェック、切⼿の整理、郵便物の封⼊作業をお願いしています。いつも落ち着いた雰囲気の⼩⻄さん、これまでの経験を活かしつつ、広い視野で⾒守ってくださる、そんなボランティアさんです。

入力ボランティア

カバン屋さんを目指しながら、ボランティア! 神田 麻里亜 さん 
   

 2019年7月から週1回事務局に来てくださる20代女性ボランティア、神田麻里亜さん。民際センターを知ったきっかけは、なんとYahoo!ニュース。「奨学金を送り、報告が届き、1人の子どもの成長を毎年見守ることができるのが楽しみ」と語る支援者の記事に目が留まった。それまでは、募金したとしても、何に、そして誰に、使われるか分からない…と思っていたが、その時初めて1対1で子どもと支援者が直接つながる国際教育支援があることを知り、そこに魅力を感じた。すぐにインターネットで検索し、ホームページ上にボランティア募集の記事を見つけ、電話してボランティアをスタート。

 これまでハンドバックメーカーで、企画、デザイン、制作全てに関わり、昨年頭、独立するために退職。現在、起業の準備を自宅で進めている。2020年5月後半にはホームページを立ち上げ、ネット販売から皮のカバンのお店をスタートする。現在、その傍らボランティアに来て、郵便振込⽤紙の内容チェックと、その振込がどこの国のどの子どもへの奨学金かをデータ化してパソコンへ⼊⼒する作業、その他、手紙の発送や書き損じ葉書の仕分けなど、黙々とする手作業も好きで楽しいと言って手伝ってくれています。

 「学生のころから青年海外協力隊、ボランティアに興味があり、でも何も踏み出せずにいました。民際センターでボランティアするようになって、今までテレビや本の中だけで見ていた海外の子どもたちや途上国を身近に感じることができるようになりました。私がしているのはほんの少しのお手伝いですが、支援者の方々と途上国の子どもたちをつなぐ架け橋に少しでもなれていたら嬉しいと思っています。お金を出しても、つなぐ人がいなければ役に立たずに終わってしまうから、入力作業もとても重要だと気付きました。どのポジションも大切な仕事なのだと思わされています。」そんな心を持って、ボランティアしてくださっている神田さんです

インターン

海外インターン

花堂 柚紀さん(2019.9~2020.2) 
   

【感想】大学4年を迎える春に大学を休学し、単身カンボジアに渡りました。大学では教育学と国際開発学を学び、将来は、子どもの教育を受ける権利を守る活動をしたいと考えていました。そのため、NGOで働くことは大きな可能性の一つで、大学院に進む前に、教育NGOがどのように成り立ち、運営され、活動を展開しているのか知っておきたいと思っていました。そして、カンボジアは東南アジアの中でも特に教育課題が多く残された国であったため、この地を選びました。

 知り合いの伝を頼りにまずは現地に足を踏み入れることにしました。最初は知り合いが経営していた語学学校で講師として働きながら、現地の日系NGOを訪ね歩き、休日や連休は国内外の地方農村に足を運びました。そんな活動をしているうちに、やってみたいと思う支援が見つかりました。それが里親教育支援でした。一人が救える子どもの数には限りがあり、負担も大きくなりがちですが、1:1の支援であれば、自分がどの子どもを支援しているかもわかり、より少ないお金でより気軽に支援や寄付に手が届くのではないかと、一筋の光を感じました。早速探して辿り着いたのが「民際センター」でした。調べれば調べるほど、ここでインターンをやりたいという思いが大きくなり、その旨を綴ったメールを民際センターに送りました。そして9月から晴れてインターンとして民際センターカンボジア事業所、EDFカンボジアで働き始めることができました。

 インターン中、特に頑張ったのは、カンボジア現地に進出している日系企業を対象にファンドレイジングの営業を行うことでした。所長からは特に仕事は与えられず、自分でできることを探し、やらなければなりませんでした。しかし「営業」という言葉は知っているものの、右も左もわからない状態。頼れる相手もいませんでした。途方に暮れながらも、まずは在カンボジアの日系企業をリストアップし、全ての企業のウェブページの検索、各企業のCSR活動について調べました。その中から、訪問を受け入れてくれそうな会社に片っ端から電話をし、ご厚意でいくつかアポを取ることができました。しかし、その先には次の壁が待ち受けていました。実際に訪問した際、どのように立ち振る舞い、話せばよいのか、わからないことだらけで途方にくれました。藁にもすがる思いで、EDFタイの植田さんに相談に乗っていただき、パワーポイントの添削もしていただきました。けれど、実際に訪問してみると、訪問する先々で様々なアドバイスやご指導をいただくことができ、それを通じて多くを学ばせていただきました。その時できる全力をぶつけ、アドバイスをいただき、修正して、次の訪問先に臨む。その繰り返しの結果、幸運にも2社からの支援をいただくことができました。人とのつながりや出会いがいかに大切であるかということを学びました。ご支援金をくださった企業様には心より御礼申し上げます。

 ファンドレイジングの傍ら、Chandy所長には多くの場所に連れて行っていただきました。EDFカンボジアが支援している学校や子どもたちの家庭、自分一人では絶対に足の運べない場所で、日本にいては見ることのできない実情や様子、教員や子ども、保護者の生の声を沢山聴くことができました。子どもたちの純粋な目と笑顔に幾度となく救われました。

 その一方で、彼らが夢見る目標と彼らが生きる現実の大きなギャップや、我われの支援の限界を生々しいほどに思い知らされました。根本から変えないと結局はなにも変わらないという現実と、根本が曲がっていても今犠牲となっている子どもたちを助けなければならないという現実。つまり、大きな支援の必要性と、草の根の即効薬的支援の必要性。この2つはどちらも重要で不可分でありながら、常に矛盾していると感じます。どちらの方が重要という優位性はありませんが、この2面生の間で私はいつも自分が納得できる答えを見つけられずにいます。それをこの1年で見つけることはできませんでした。そしてこの先もずっと答えを見つけられないまま悩み続けるのだと思います。でも、それをこの身で実感し、知ることができたことは大きな収穫であったと感じています。

 最後に、今回このような貴重な機会を与えてくださり、温かく見守ってくださった秋尾理事長をはじめとした民際センターの皆さま、カンボジアで住むところから食事まで全ての面倒を見てくださったChandy所長ご家族、自由にやりたいようにやらせてくださったChandy所長、たくさんの学びと元気をくれた子どもたち、そしてこの挑戦を応援してくれ、現地での生活を離れた場所から常に支えてくくれた両親、全ての方々の出会いとご厚意なくして、このような実りある経験をカンボジアという地で得ることはできませんでした。この1年、支えてくださった全ての皆さまに、この場をお借りして、心から感謝の気持ちを述べたいと思います。

事務局インターン

北村 理紗さん(2020.8~2020.9) 
   

【感想】約1か月の間、大変お世話になりました。民際センターのインターンシップを通して、貴重な経験を得ることが出来ました。
 私は、貧しい為に教育を受けることが出来ないというように、自分の力だけではどうすることもできない理不尽な問題の為に、夢を諦めなくてはならない人の支援に携わりたいと考えていました。そんな折、大学のインターンシップで民際センターのことを知りました。民際センターの、「民」と「民」を結びつける国際貢献に取り組んでいるというところに心を惹かれて、私は民際センターのインターンシップに参加することを決断しました。
 インターンシップの実習中は、主に会議の議事録の作成や、支援してくださった方へのお礼状の封入のお手伝いなどをしました。会議では、奨学金やプロジェクトについて、真摯に向き合っている職員の方の姿が印象的でした。また、お礼状の発送までの一連の実務や、支援者から奨学生に宛てたお手紙の英訳の仕事では、支援者と奨学生の結びつきが密接である様子を感じることが出来ました。
 民際センターで体験させていただいたお仕事はどれも、奨学生や支援者、加えてその結びつきを大切にしているものであるということがわかりました。実習前から興味を持っていた民と民の結びつきを、体感出来たことを嬉しく思います。
 民際センターでは、沢山の方に支援のご協力をしていただいていますが、若い人の割合は、まだまだ少ないようです。今回のインターンシップで、民際センターと出会えたことも、私にとって、一つの繋がりになったと感じています。この繋がりをきっかけに、今後はボランティアへ参加するなどして、私も少しでも支援に力を貸すことが出来ればと考えています。
 インターンシップの実習中には、支援のことなどについて、色々と質問してしまいましたが、その都度、懇切丁寧にお教えいただき、ありがとうございました。為になったのは勿論のこと、楽しみながら約1か月間を過ごすことが出来ました。この度、インターンシップに受け入れてくださったことを感謝しています。

 
中西 那多さん(2020.2~2020.3) 
   

【感想】民際センターで約1か月に亘るインターンシップを経験して、たくさんのことを学ぶことができました。私は、大学のインターンシップのプログラムで民際センターの存在を知りました。以前から、途上国の支援には興味があり、いつか自分にも関われる時がくればいいなと思っていたので、民際センターをインターンシップ先に選びました。民際センターは理事長と6名の職員の方と、たくさんのボランティアさんで成り立っています。皆さんとても優しく、丁寧に仕事を教えて下さるのでとても安心してインターンに取り組むことができました。

 私は、主に切手の整理と、タイから送られてくるホームページ用の英語のコンテンツを日本語に訳す仕事をさせていただきました。翻訳する作業では、受益国の子どもたちの現状を知ることができ、自分が今まで生活してきた環境では想像もできないような暮らしをしていることを知り、衝撃的でした。

 民際センターの実習を通して、SNSでどんなことでもリアルタイムで発信できる時代なのに、寄付したことをシェアすることに抵抗がある人が多いということを知りました。私は、抵抗があるというその感覚を変えたいなと思いました。若者間で主流なSNSを通して寄付することが珍しいと思われないように、これから貢献していけたらいいなと思います。以前、途上国支援に関して調べ学習をした時に、当時、高校生だった私にもできる支援の方法として途上国の現状を知る、「知る支援」という結論しか出すことができませんでした。しかし、今回の民際センターでの実習を通して、寄付することに抵抗を感じている人の存在を知ることができ、そのように思っている人たちに、寄付が珍しいことではないこと、シェアすることが恥ずかしいことではないことを伝えることも、間接的ではありますが、自分たちにできる支援の形なのではないのかと考えることができました。

 民際センターでお世話になった約一か月間は、私にとって新たな支援の方法を見つけることができた有意義な時間でした。民際センターをインターンシップ先に選んで本当に良かったです。ありがとうございました。

 


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