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2月 2023

【終了しました】ミャンマー緊急支援のお願い Save the Dropout Student Myanmar 2023

御礼

皆様からの暖かいご支援により、Save the Dropout Students (中途退学阻止)キャンペーンに対して、合計37口のご支援を頂きました。子どもたち、その家族、ダルニー奨学金担当教師に成り代わり、また職員一同心より御礼申し上げます。下記の20名に加えて同じ境遇の17名の生徒たちに対しても、中学校退学阻止キャンペーンとして、奨学金の手続きを実施し、総勢37名が進級できるように手続きを開始いたします。

皆様から、このような暖かいご支援をいただき心温まる思いと感謝でいっぱいです。誠にありがとうございました。気温の変化が激しい季節ですが、皆様もどうぞご自愛ください。そして皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。


 

 

 

 

  • Save the Dropout Students – 残り1年の中学校を、卒業することができない20人を助けて下さい!

2021年2月のミャンマー国軍によるクーデターから2年が経つ今、ヤンゴンの大通りやショッピングモールは人が戻りつつあります。しかしながら、長引いたコロナによる経済の停滞、クーデターによる外国資本の撤退、またウクライナ問題によるエネルギー不足といった要因はミャンマーの経済に打撃を与えています。生活のために働く人がいる傍ら、このような経済環境下で収入や職そのものを失う人々がいます。

過去、民際センターではタイとベトナムの子どもたちを、中途退学の危機から守ってきました。この度、EDFミャンマー事業所からSOSを受け取ることとなり、初めての試みとして20名について緊急支援を募集させていただきます。

クーデターの際、職務を放棄する不服従運動(CDM)が教師に広まり、CDMに参加したもののうち、結果として全教師の3割程度が処分退職させられたといわれています。この時生徒の退学率は50%近くにまで上りましたが、その後少しずつ学校に子どもたちが戻ってきました。せっかく学校に戻り始めたこの子たちに対し、どうか1年間限定の里親として遠い日本から支え、中途退学を阻止していただけないでしょうか。

もし民際センターを通して奨学金を受け取ることが出来れば、彼らはあと1年継続して学ぶことができ、卒業を迎えることができます。教師は生徒に、”奨学金を提供してくれた日本人があなたを見守っているので、頑張って卒業まで勉強をしましょう!”と励ますことができます。また生徒も遠くから見守ってくれる人がいるという気持ちになり、逆境にめげず卒業まで勉学に励むことができます。

 

  • 皆様からのあたたかいご支援が必要です

支援がなければこの子たちはこの春から学校に通うことができません。そして、このままでは、その次の世代も貧しさから抜け出せないでしょう。中学卒業と中学中途退学では、将来、雲泥の差が出てしまいます。

このたった1年、学校に通うことができれば、職業の幅そして人生の可能性を大きく広げることができます。貧困の連鎖を断ち切り、彼ら彼女らの将来に希望を与えるために、残りの1年間も学校に行かせて中学校を卒業させてあげたいと切に願っています。

 

  • 民際センターはミャンマーの教育支援を続けます

クーデター以降、軍による政権が確立され、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)の幹部が拘束された状態が続いているのは事実であり、国として、ミャンマーに対する支援は一切すべきでない、というご意見があることは理解しています。しかしながら、子どもたちにその罪はあるのでしょうか。実際のミャンマーの市民や子どもたちの現状をEDFグループは見てきています。教育や医療などの分野での人道援助は続けなければいけません。特に教育を受ける権利は、政治とは無関係であり、子どもたちは混乱が収まった後に学校へ通えばいいというわけにはいかないのです。子どもたちから教育の機会を奪ってしまってよいはずはありません。

民際センター、EDFミャンマー事業所を含むEDFグループは、ミャンマーの子どもたちが安心して学べる日が来ることを皆様と一緒に願っています。また、ミャンマーの子どもたち、奨学生たちの学びたいという意志と権利を守るため、民と民を繋ぎ、そして支援を継続していきます。どうか、皆様もご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

是非とも、この20人の生徒たちのご支援をご一考くだされば幸いです

 

生徒とお手紙紹介(1):チッスパィターさん 14歳

こんにちは。私は中学校三年生のチッスパィターです。5人家族ですが、父は11年前に亡くなりました。

 

私は勉強を頑張りたいですが、学校と家がとても遠いので通学はたいへんです。私たちは小さな村に住んでおり、母の給料は一か月12万チャットぐらい(2023年2月日本円換算7,700円)です。母は裁縫の仕事をして私の教育費のため頑張っていますが、いろいろと大変です。

私は勉強を頑張ってお医者さんを目指したいです。祖父母や病気の人を助けることが出来るからです。私の趣味は読書です。将来パソコンを使って仕事をしたいので、パソコンも勉強したいです。将来立派な人になるために、夏休みなどにアルバイトをして自分の教育費用を貯金しています。

登校日は朝5時に起きて、朝7時まで勉強しています。放課後は母のお手伝いをしています。一緒に住む80歳の祖母のお世話も毎日しています。夜は7時から10時まで勉強しています。科目は、特に英語と数学が好きです。成績はいつも1位から5位の間で、学校ではクラスのリーダーとして積極的に頑張ってます。学校開催の試合にはいつも参加しています。機会があればボランティア活動にも参加しています。皆様方が私に奨学金をくださったら、立派な大人になるためもっと頑張ります。ぜひ奨学金を頂けるよう、願っています。

生徒とお手紙紹介(2):ジンピョートンくん  14歳

こんにちは。僕はジンピョートンです。家族三人で暮らしていますが、僕の両親は定職についていません。

母は、仕事がないときがあり、父は肝臓の病気を患っており、働くことができません。

僕にもてんかんがあるので、母はその治療費としてたくさんお金を使っています。このような環境のため、僕には奨学金が必要です。奨学金をいただくことができれば、大学まで勉強したいです。

勉強することができれば、良いところへ就職する機会を増やすことができ、将来母を支えることができるようになると思っています。立派な仕事に就き、母を楽にさせ、父の看病もできる良い息子になりたいです。

生徒とお手紙紹介(3):アゥントッカくん 13歳

僕は中学校三年生のアゥントッカと申します。父の名前はミョーウィンで、母の名前はオンタンです。僕は小さな村に住んでおり、現在15歳です。

家族は6人で、4人兄弟です。

僕は大学卒まで勉強したいです。父には定職がなく、母は専業主婦です。父の一か月の収入は約15万チャット(2023年2月日本円換算9,600円)です。僕たち家族の生活費を賄うのには、足りません。夏休みの間は、家族の生活を助けるためアルバイトをしています。自分の進学のための学費も貯金しています。

僕は将来立派な人になりたいため、勉強も頑張っています。親が頼れるような息子になりたいです。今も暇があれば親のお手伝いをしています。学校の先生たちの話もよく聞き、近所のお年寄りたちのお手伝いをしたり、ボランティア活動に参加しています。もし奨学金をいただければ将来立派な大人になるため一生懸命頑張ります。

※さらに残りの17名全員の写真と名前をこちらからご覧いただけます。

【寄付方法 】

下記のボタンよりクレジットカード決済にてお申し込みください。

クリック後、必要事項をご記入頂き、お手続きをお願い致します。
皆様のあたたかいご支援、お待ち申し上げております。

 

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