将来の夢は小説家(レンタ ラオスの奨学生)

ラオス南部にあるヤンカム村(カムアン県タケク郡)は、ビエンチャンから、メコン川沿いに車で約7時間。レンタは、その村に暮らす15才、ナドン中学校の3年生(ラオスの中学校は4年制)です。家から学校までは約10km。とても歩いて通える距離ではありません。学校へは、乗り合いトラックに乗って通いますが、そのトラック代に月88.000キープ(日本円で約1,100円)かかります。

ラオスでは、小学校は各村にありますが、中学校は、3、4つの村に1つしかありません。そのため、多くの生徒にとって通学距離は非常に長く、通学が困難という理由で、多くが中学校を退学してしまいます。ラオスの中学校における低就学率の原因の一つは、この通学の困難さによるものです。

竹のマットを編むレンタ

家の前で

レンタは、3人兄弟の一番上で両親と祖父母と暮らします。両親も、貧しい家庭に育ち、米作りの時期には他人の田んぼでその農作業を手伝い、それ以外の季節は鉱物の採掘工場で働いています。父は、小学校を卒業しましたが、中学校へは進学しませんでした。母は、学校に通ったことがありません。なので、3人の子どもたちは、学校に行き教育を受けてほしいと願っています。レンタは、母と共に竹で作ったマットやかごを作り家計を助けています。竹かごによる収入は、月に440,000キープ(日本円で約5,500円)。彼女は、毎朝4時に起きてかごを一つ作り、学校から帰ってきてから、もう一つ作ります。

最終学年である中学校4年生も奨学金を受けることが決まっているので、彼女は安心して学校へ通うことができると話します。ラオスの中学校は義務教育で、学費はかかりませんが、学用品や制服を買わなくてはならないため、それは家族にとって大きな負担となります。また、彼女はとても優秀で、ラオス語(国語)が得意で、本を読むことも大好きです。将来は、小説家になり、同時に先生になって、子どもたちを教えたいと考えています。彼女の書いた小説を通して、学ぶことの楽しさを子どもたちに伝えたいと将来の希望を教えてくれました。

 

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