ラオスの小学校5年生(最終学年)の今

新型コロナウイルス感染症の影響は、ラオスの子どもたちにも及んでいます。学校が閉鎖となっていましたが、6月上旬より、最終学年の子ども(小学5年、中学4年、高校3年生)の授業が再開しました。他の学年については時間短縮にて順次授業が再開され始めています。

今日は、ラオス南部カムアン県ターケーク郡で小学校に通う5年生の生徒2人を紹介します。
2人とも貧しい生活の中ですが、中学進学を希望し、学び続けたいと願っています。
*学校が再開される前の5月にラオス事業所職員が取材した記事です。

 

【父親が職を失い、森で食糧を得る生活。それでも中学へ進学したいと願っています】

      

11歳の女の子、ケオ・ホウノウドムさん。カムアン県ターケーク郡ポンスン小学校の5年生です。カムアン市から約7㎞離れたコハイ村で、両親と2人の兄弟と暮らしています。

彼女が住むコハイ村は国道13号線の南に位置します。村人の多くが農業で生計を立てており、畑を耕し家畜を飼う生活ですが、天候に左右される仕事です。干ばつや洪水になると、収入は見込めず、そのため多くの村人は村の外に出稼ぎに行きます。収穫時期以外はタイへ出稼ぎに行く者もいます。

彼女の学校は家からとても近くにあります。母は朝、農作業に行き、父は日雇いの仕事に出かけるため、彼女が毎日学校に行く前に飼っている動物に餌をやり、家を掃除し、食器を洗います。昼食はいつも学校で食べます。

「学校に行くことが大好きです。特に数学と絵の授業が好きです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、村も学校も閉鎖され、村の外に出ることはできず、父親は職を失い、その時から収入が全くありません。そのため、食糧としてカエルやタケノコを得るために森に行き、残りの時間で家事の手伝いをし、先生から出された宿題をする毎日です。小学校卒業後も中学で勉強したいので、ダルニー奨学金の支援を心より希望しています。」

 

【学校が閉鎖中は、両親の農作業を手伝う日々。進学を夢見ています】

     


シーと呼ばれる13歳のチャムシー ヤクシーさん。彼女はカムアン県ターケーク郡のポンデ小学校の5年生です。ラオスには、本来その学年に在籍すべき年齢よりも年齢が高い生徒が多くいます。彼らは、貧困ゆえ家庭を支えるために働かなければならず、学校の出席日数が足りずに留年してしまった子どもたちです。彼女もその一人で、ターケーク市から25キロ離れた場所に位置するナハイキア村で生まれ、両親と3人の兄弟と暮らしています。

彼女が住むナハイキア村は森に囲まれた小さな村です。村に行くには雨期になるとぬかるんだ舗装されていない道を歩く必要があります。村人の多くは農業従事者で、畑を耕し家畜を飼う生活ですが、天候に左右される仕事で、干ばつや洪水が起こると、収入は見込めなくなります。村に仕事がなくなると、多くの村人が村の外に働きに行きます。

母は朝早いうちに農作業に出かけるので、彼女が学校に行く前に毎日家を掃除し、食器を洗い、妹が家畜に餌をやる当番をしています。昼食は、家が近いのでいつも家に帰って食べています。

「私は学校に行くことが好きで、好きな科目は社会です。放課後、サッカーをすることが大好きです。小学校卒業後も近くの中学校に通いたいと願い、ダルニー奨学金の支援を希望します。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、村も学校も閉鎖され、村の外に出ることはできず、ほとんどの時間は両親の田畑で農作業を手伝っていました。早く新型コロナウイルスが終息することを願っています。」

 

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。
1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

ラオスの締切は7月20日です。

 

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