早く一人前になって家族を支えたい(タイの奨学生)


タイの奨学生、カセムワット(中学校1年生、13歳)には父親がいません。家は貧しく、母と姉との3人暮らしです。姉は勉強が大好きでしたが、彼女が中学生の時、生活を支えるため学校を辞めなければなりませんでした。その様子を見て、カセムワットは自分もそうなってしまうのかととても心配になりました。母親がいつまで彼の学用品や制服を用意できるかわからなかったからです。

カセムワットは今にも壊れそうな粗末な家に住んでいます。そして、母は、近くに住む年老いた祖母の面倒も見なくてはなりません。家の収入は、母が、ゆで卵、焼きトウモロコシや肉団子を道端やナイトマーケットで売って得られるものだけです。その収入は少なく、売り上げが低いときは何かを切り詰めなければ生活が立ち行きません。生活を助けようと学校を辞めた姉は、様々な企業に履歴書を出しますが、なかなか仕事は見つかりません。中学を卒業していない人を雇ってくれる企業は少ないのです。仕事が見つかるまで、彼女は母の店を手伝います。

 

 

カセムワットは、学校から帰ってくると母と一緒にゆで卵を売ります。「お客が少ない時は、店を閉めざるをえません。でも、先日はゾウのショーが近くで15日間開催され、多くのお客さんが来てくれたのでうちの商品も良く売れました。でも、そのイベントも終わりお客さんはまばらです。」と彼は話します。学校では、勉強も頑張っていますが、サッカーがとても上手で、地域の13歳以下のサッカーが上手な子どもたちが所属するチームのメンバーに選ばれました。彼の夢はサッカー選手になることです。

 

「奨学金を支援していただいて本当に感謝しています。もし、これからも教育支援を受け続けることができたら、一生懸命勉強して人の手本になるような立派な人間になります。もちろん、プロのサッカー選手になることは簡単ではないし、大変な努力をしなければならないとわかっています。でも、チャンスがあるならそれを掴みたいです。私の成績は中程度であまり良くありませんが、一生懸命勉強して中学校を卒業して、高等専門学校で電気工学を勉強し、技術を身に付けてまずは就職し、早く家族を支えたいのです。」と彼は話します。

 

 

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

 

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