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11月 2020

支援者紹介:フジクラ労働組合様

光ファイバ

電線ケーブル

フジクラ労働組合様は、東京都に本社を置く光ファイバや電線、ワイヤハーネスなどを製造する非鉄金属メーカー株式会社フジクラ様の労働組合で、全日本電線関連産業労働組合連合会(全電線:電線産業唯一の産業別労働組合として各組合・組合員の活動をサポート)の加盟組織の1つです。綱領に「私達は、技能を鍛え磨き、道徳的な人を育て、物事を正しく見分ける力を養うことに務めることにより、人格の向上と完成をめざすことを約束する」とあり、活動の中でもこの一文を重んじ、労働組合として組合員とのコミュニケーションをこころがけ組合員の意見を大切にしています。また、本社と事業所がある佐倉市、沼津市、鈴鹿市などの各拠点で社会貢献活動に参画し、清掃などのごみゼロ活動やアルミ缶プルタップやペットボトル回収活動に取り組んでいます。それらの各拠点における募金活動により、 1997年から「ダルニー奨学金」支援を実施し、現在までに315人のタイやラオスの学生の学びを応援しています。この募金活動には、組合員だけではなく幅広く管理職の方にも参加いただいています。

2005年から2007年まで支援していただいていたタイの元奨学生ラティカーン・チューンさんからの手紙が届きました。

奨学生だった中学1年生の頃

同僚と

レジを任される

こんにちは。フジクラ労働組合の皆様、お元気にお過ごしですか?

私は、13歳のときに両親が死んでしまい、祖父母と叔母と、叔母の子ども(私にとってはいとこ)3人の合計7人で暮らし、家族はとても貧乏でした。働き手は叔母だけで、叔母からの収入を祖母が私たち子ども4人に分けてくれました。私は勉強が好きだったので、ダルニー奨学生に選ばれたときは本当に嬉しかったです。その奨学金で文房具や制服などを購入することができました。奨学生に選ばれたことで、私はますます勉強して高校に進学しました。高校卒業後、バンコクに出て、日本料理のレストランでウェイトレスとして2年間働き、安い給料の中から家族にも仕送りをしました。その後、別のレストランに移り、そこでレジを任されたのです。7ヵ月後、そのお店の別の支店がオープンした際、私の上司が私を新しいお店のマネジメントスタッフとして採用してくれました。給料は上がり、私の生活は安定しました。フジクラ労働組合の皆様には心からの感謝を申し上げます。皆様のご支援のおかげで学校を終え、家族を助けることができ、これまでの私の夢や希望を実現することができています。ご支援、本当にありがとうございました。

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

 

ダルニー奨学金について詳しくはこちらボタン

寄付ボタン

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