【カンボジア】都市部のICT教育は進んでいる?
【カンボジアPC支援プロジェクト】のクラウドファンディング開始から4週間。皆様の応援ありがとうございます! 今日は、私たちが日本にいるとなかなか想像しにくい、カンボジアの厳しい教育の現状をお伝えします。
そもそもカンボジア政府はICT(情報通信技術)の環境整備に力を入れる方針を打ち出しているのに、なぜ民際センターのような海外NGOからのPC(パソコン)寄贈が必要なのでしょうか? カンボジア事業所長にインタビューしました。
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M(民際センター):カンボジアでは都市部のほうが農村部よりもICTの導入が進んでいると聞きますが、都市部の学校のICT教育はどれくらい進んでいますか?
C(カンボジア事業所長):都市部では、ICTは人々の日常生活の重要な一部となっています。学校の教師たちもデジタル世代として育ってきており、その影響は教育現場にも反映されつつあります。都市部の先進的な学校では、スマートボードや液晶プロジェクターを用いた授業、インターネットでの調べ学習、オンライン上の成績評価、PCを使った専門的な技術科目の指導など、多岐にわたる形でICTが活用されています。
M:今回PCを寄贈するフン・セン・ロリュオス中学校とは、だいぶ状況が異なりますね。
C:ICTを活用しながら成果につなげている学校はまだごく少数です。
M:カンボジアではICT普及率などの公式な統計データがまだないと聞きましたが、都市部ではいかがですか?
C:一部機関が行っているデジタルプログラムではその普及状況を把握しています。例えば、教育・青年・スポーツ省の学校情報システムは、全国の主要393校(注1)をネットワークで結んでいます。また、KOICA(注2)との共同プロジェクトでは、20校の中等教育学校(中学・高校)と4つの地域教員研修センターに専用のICTラボが整備されていると聞いています。
(注1)カンボジアの中学・高校だけでも1,823校あります。
(注2)韓国の政府機関で、日本のJICAに相当。
M:一部の地域では統計が取られているのですね。こうした施設は首都プノンペンに集中しているのでしょうか?
C:多くは首都、または州や郡の中心部のみに設置されています。
M:カンボジアでは海外NGOや慈善家の方々の支援で少しずつICT化が進んでいますが、政府にも教育予算はありますよね。その予算はどこに重点的に使われているのですか?
C:たとえば2024年度の教育予算は全予算の15.7%で、他の省庁の予算と比較すると非常に低い水準です。この限られた予算だけでは政策上のICT整備の優先順位は下がるため、むしろ政府はNGOや資金提供機関といった教育パートナーとの連携に重点を置いてきました。
M:国の教育予算がないので他国に頼るしかない、という状況が続いているのですね…。
C:ですから学校側もPCの支援を得られるNGOを探そうと、各校が努力を重ねています。
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こうした厳しい状況のなか、今回のクラウドファンディングの支援先に選ばれたのがフン・セン・ロリュオス中学校です。新品のPC12台を届けて子どもたちの未来を変えられるよう、クラウドファンディングでは皆様のご支援を1,000円から受け付けております。
11/30(月)のクラファン最終日まで、引き続き応援よろしくお願いいたします📣

【都市部の学校のICT授業】設備が整った環境でPC1台当たりの生徒数も少なく、操作に多くの時間をかけることができます。
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