子どもたちが学校に戻るその日まで ミャンマー

コロナ禍、そして政治的混乱の中、ミャンマーの中学校では休校が続いています。生徒たちを心配する支援対象中学校2校の校長先生から今の想いや日本の支援者の方への感謝のメッセージが届き、そこには生徒たちのいない学校の写真も添えられていました。
*ミャンマーは、現在軍事クーデターによる制限下にあり、先生など公人のコメントは制限されたもので写真も学校の校舎のみになりました。

 

ルゥイン ルゥイン ピヨン校長(イー ユワ レイ中学校)

皆様、こんにちは。私は、ルゥイン ルゥイン ピヨン、イー ユワ レイ中学校の校長をしています。
現在、学校が新型コロナウイルス感染予防対策や政治的混乱のため、休校になっていることは大変残念なことですが、生徒や教職員の安全確保のためには仕方のないことだと思っています。ミャンマーでは、昨年7月に高校が再開し、次に小学校と中学校が再開すると思っていたのですが、感染が再拡大し、すべての学校が休校になりました。その時は、本校を含めた小学校や中学校も早く始まってほしいと願いました。しかし、ミャンマーの医療制度は日本ほど発達していません。さらに、小学生や中学生はまだ子どもで病気に対する抵抗力が少ない上に、感染予防の重要性が大人ほど理解できないため、結果として学校が始まらなくて安堵しています。一方、子どもたちは、学校が休みになり、最初は喜んでいた子もいたようですが、今では、友達にも会えず、自由に遊べないので早く学校が始まってほしいと願っているようです。
日本の方には、本校の経済的に恵まれない子どもたちを卒業までご支援いただき心より感謝しています。おかげさまで貧しい家庭の子どもたちも安心して勉強に集中できるようになりました。今は、休校中ですが、教職員一同、子どもたちの生活を案じ、学校が始まった際には、皆が学校に戻ってこられることを祈っています。その日のためにどうかミャンマーの子どもたちのことを忘れずに継続したご支援をいただけることを心から祈っています。
皆様のご健勝とご多幸を遠いミャンマーからお祈りしています。

 

タァウング チ校長(ティン ニット ピン中学校)

はじめまして。ティン ニット ピン中学校で校長をしていますタァウング チと申します。
本校で22年間働いていますが、この様に長い期間学校が休校になることはありませんでした。救急車が通るたびに、一人一人の生徒の顔が浮かび、皆元気にしているだろうかと心配になります。生徒たちに学びの機会を与えることができないことは本当に残念ですが、世界中の人たちが同じ困難に耐えている今、私たちも我慢しなければならないと思っています。そして、コロナが終息したら、一日も早く生徒たちの元気な顔を見たいです。子どもたちは、以前のように外で遊ぶこともできなくなりました。また、大人に比べて新型コロナウイルスの感染に対する恐怖心が強いように感じます。ただ、奨学生の一人が、家計を助けるために川で捕まえた魚や野菜をマーケットで売ろうとしましたが、コロナ禍で買う人も少なく生活がさらに苦しくなったという話を聞いて、感染も恐ろしいですが、その影響で生活が立ち行かなくなるという困難もあるのだと知りました。
日本の方には、本校の生徒たちをご支援いただき心より感謝しています。それは、子どもたちの家族や本校の教師も皆同じ気持ちです。皆様も、新型コロナ感染症の拡大でご苦労をなさっていると思います。その様な中でもミャンマーの子どもたちのこともお心のどこかにとどめていただきたいのです。そして、どうか皆様もご健康に過ごされますようお祈りしています。

民際センターは、民と民の支援を理念として教育支援を行ってまいりました。たとえその時の政権がどのように変わろうとも、EDF-Myanmar(ミャンマー事業所)が活動の制限を受けない限り、民の力で、引き続き子どもたちの支援を行う所存です。

子どもたち、奨学生たちの、学びたいという意志と権利を、職員全員の力で守り、支援を継続していきたいと思っています。皆様と一緒に、安心して子どもたちが学べる日が来ることを願っています。どうか、皆様も継続的なご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

ミャンマーの締切3月20日です。

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