ボランティアの会ひまわりグループ様が来所されました
11月上旬、「ボランティアの会ひまわりグループ」の代表・吉永様が、民際センターにお越しくださいました。
ひまわりグループ様は山口県山陽小野田市で活動されており、2004年から民際センターをご支援いただいています。これまでに5か国で累計200口以上もの奨学金支援をお寄せくださり、長年にわたる継続的なご支援に心より感謝申し上げます。
同グループの特徴は、地域で回収されたリサイクル可能な資源ごみを集めて換金し、その収益を毎年奨学金として寄付してくださっていることです。資源ごみを1円でも高く買い取ってもらうための工夫や、回収物を保管する倉庫を借りるなど、長年にわたり多くの努力を積み重ねてこられたことを伺いました。最近では高校生から授業の一環としてインタビューを受け、その活動が授業でも紹介されたとのことです。
代表の吉永様は、本来なら廃棄されてしまう資源ごみが、自分たちの手でリサイクルされ、その価値が東南アジアの厳しい環境にある子どもたちの奨学金として役立っていることに大きな誇りを感じておられます。活動が20周年を迎えた今、これからも継続できるよう、一層力を入れて取り組んでいきたいと熱い思いを語ってくださいました。

(ご来所時の様子)
私たちの活動が、このように人々のご縁によって広がっていくことは、何より心強く、ありがたいことです。民際センターの団体名は「民と民を結びつける国際貢献」ができるようにと名付けられました。メコン5か国の子どもたちと日本の支援者の皆様を結びつけるだけでなく、日本の地域同士、人と人とが支え合い、共に世界の貧困削減と平和構築に寄与できる社会の実現を目指します。
「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、
子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際教育里親制度です。
皆様からのご支援、お待ちしております。





