自粛生活を体験したラオスの子どもたち。今の願いは?

ラオス中部のカムアン県で、ダルニー奨学金の支援を受けている中学4年生(最終学年)の男子生徒2人と、
小学校5年生(最終学年)で、これからダルニー奨学金の支援を希望している2人の女子生徒を紹介します。

ターケーク郡の貧しい村に暮らす彼らの境遇は似ていますが、それぞれが大変な状況の中でも学びたいという意思を持って、日々家事を手伝いながら勉強を頑張っています。新型コロナウイルス感染症の影響で、大好きな学校も閉鎖。村から出ることもできなくなり、出稼ぎに行っていた親が仕事を失ったり、彼ら自身も家での自粛生活を余儀なくされました。これまで経験したことがない状況に直面しましたが、その中でも彼らの願いは学校に通い続けることでした。生徒たちが明るい未来を描けるよう、私たち民際センターも全力でサポートしています。継続したご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

*6月上旬より、最終学年の子ども(小学5年、中学4年、高校3年生)の授業は再開しています。他の学年についても時間短縮で順次授業が再開され始めています。この記事は、学校が再開される前の5月頃、ラオス事業所職員が取材したものです。

 

【奨学金の支援をこれまで受けてきた中学生2人】

 ブアラ・リングナンヤくん

16歳のブアラ・リングナンヤくんは、カムアン県ターケーク郡ポンデ中学校の4年生。彼は山梨英和中学校・高等学校 様より支援を受けている奨学生の一人です。ターケーク市から16㎞ほど離れたポンデ村に生まれ、農業従事者の両親と3人の兄弟と暮らす末っ子です。学校に行く前に、家の掃除や、畑と家畜の世話をします。新型コロナウイルスの影響で、学校は閉鎖され、家から出ることができませんでしたが、副業として魚の網を作る両親の手伝いをしつつ、勉強をしていました。

「学校が大好きで、好きな科目は国語。放課後にセパタクローをするのが楽しみです。卒業後は地元の高校に通うことができればと願っています。」

   

 

 カムパイ・ケオパンヤくん

パイと呼ばれる14歳のカムパイ・ケオパンヤくん。カムアン県ターケーク郡ポンデ中学校の4年生です。彼も山梨英和中学校・高等学校 様より支援を受けている奨学生の一人です。ターケーク市から16㎞ほど離れたポンデ村に生まれ、農業従事者の両親と3人の兄弟と暮らす長男です。

村の主な産業は農業と漁業ですが、収入は天候に大きく左右されます。洪水や干ばつが起これば、生活は困窮します。仕事を他に探そうと思っても、村には仕事がなく、多くの村人は近くの都市かタイまで出稼ぎに行きます。

「好きな科目は数学で、学校に行くことが大好きです。放課後に友だちと一緒にサッカーをすることが楽しみの一つです。卒業後は、地元の高校に通いたいです。新型コロナウイルスの影響で、家族以外の人とは会うことができず、寂しい時を過ごしましたが、両親の手伝いと勉強をして過ごしていました。」

     

 

【これから中学に進学希望の2人】

 キャオ・オーハムさん

 14歳のキャオ・オーハムさん。彼女はカムアン県ターケーク郡ポンデ小学校の5年生です。ターケーク市から25㎞ほど離れたナハイキア村に生まれ、両親と4人の兄弟と暮らしています。両親は農業従事者で、彼女は4番目の子どもです。

ナハイキア村の主な産業は農業と畜産です。収入は、天候に大きく左右され、干ばつや洪水が起これば、生活は苦しくなります。そのため多くの村人は村を離れ、大きな都市に出稼ぎに行きます。彼女の父親はロックダウン後、仕事を失い収入がなくなりました。そのため、彼女は食糧を確保するために家族と森にカエルやタケノコを捕りに行かなければなりませんでした。

「学校は楽しく、好きな科目は算数です。放課後に友だちとサッカーをするのが好きです。卒業したら、地元の中学校に進学したいので、奨学金を受けることができればと願っています。」

    

 

 ヴィ・シソウフォンさん

14歳のヴィ・シソウフォンさん。彼女はカムアン県ターケーク郡ポンデ小学校の5年生です。彼女は山ターケーク市から25㎞ほど離れたナハイキア村に生まれ、両親と4人の兄弟と暮らしています。両親は農業をしており、彼女は3番目の子どもです。

学校に行く前に、食器を洗い、掃除をするのが日課です。他の兄弟が料理をし、家畜の餌やりをします。お昼ご飯は、家が近いのでたいてい家に戻って食べています。彼女の父も新型コロナウイルスの影響で、仕事を失い収入がなくなりました。そのため、彼女も森に出かけ食糧を得ていました。また、自粛期間は両親のお手伝いと宿題に多くの時間を費やしました。

「学校で好きな科目は社会です。放課後に友だちとサッカーをするのが好きです。卒業したら、地元の中学校に通いたいです。家庭が貧しく家族の負担を減らしたいので、奨学金を受けることができればと願っています。」

    

*年齢と学年にばらつきがあるのは、経済的に恵まれず、学校に行けない期間があり、その間に年齢が上がってしまうなどの理由があるためです。

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

 

ラオスの締切は7月20日です。

 

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