貧困から抜け出したい タイの奨学金候補生

タイの東北部には、貧困により教育機会を失う子どもたちが大勢います。
今回紹介する奨学金候補生も支援がなければ、中学校へ進学することはかないません。

 

家の前でお母さんと

カンチャイ コム ガエウ君は12歳、ナコンパノム県にある小学校の6年生です。お父さんは、カンチャイ君が生まれた2008年に病気で亡くなりました。お母さんは数年前、再婚しましたが、家族は畑を持っておらず、両親は手に職がないので貧しい生活から抜け出せません。

家は、広告が書かれた合板に覆われ、床はなく地べたにぼろ布や枯草を敷きますが、雨風や寒さを防ぐことはできません。家族みな、いつも同じものを着ているため、洋服は所々破れています。家には、電気や水道設備もありません。夜は、ろうそくとアルコールランプを使って過ごします。

ぼろ布や枯草を敷いた部屋で食事の用意をするカンチャイ君

お母さんも新しく来たお父さんも、小学校を卒業した後、家が貧しく中学校へは進学できませんでした。そのため、日雇いの仕事にしか就くことができず収入は不安定です。牛に餌を与えたり、布を織ったりして一日60バーツ(日本円で約200円)を稼ぎますが、その仕事も雇い主の都合でいつもあるわけではありません。仕事がない時は、近くの池で魚を捕って近くの市場で売って現金に替え食費にします。

お父さんと一緒に牛の世話をするカンチャイ君

カンチャイ君はとても優しく、責任感が強い勉強熱心な少年です。家に帰ると皿洗いや炊飯も手伝います。学校が休みの週末には、お父さんの仕事を手伝って牛の餌やりをします。学校では、先生や生徒たち、皆に好かれています。始業時間よりも早く学校にいって勉強し、授業が終わるとすぐに家に帰りお母さんの家事を手伝い、暗くなる前に復習と宿題を済ませます。

勉強が好きなカンチャイ君の得意科目は理科と家庭科。将来は動物を育てる仕事も良いと思っています。サッカーも好きで、縄跳びやボクシングなどの課外授業にも参加しています。

カンチャイ君は、将来は、軍隊に入ってタイ国民を守りたいという夢も持っています。勉強、お手伝いを一生懸命すれば、他人にも優しくなれて、おのずとその夢は叶えられると思っているのです。

両親は、経済的な余裕がなく彼を中学校に進学させることはできません。支援があれば、カンチャイ君は、お金の心配をせずに中学校に進学でき、勉強に集中できるでしょう。彼は、「チャンスがあれば、大学に行きたい。」と言います。安定した職に就き、両親を助けたいのです。

中学校教育を受けることで、将来に希望を持ち、安定した職に就くチャンスを得ることができます。そして、多くの子どもが貧困の連鎖から抜け出すことも可能になるでしょう。

 

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

タイの締切3月20日です。

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