支援をあきらめない! 市立札幌清田高校の挑戦

札幌市清田区の市立札幌清田高校は、1974年に創立し、学校教育の目標に「すべてのことに、なぜと問い、きわめ確かめる生徒であれ」を掲げる単位制の進学校です。学業の他、合唱部、美術部などの文化部の活動も盛んですが、野球部、ラグビー部やサッカー部などの運動部も活躍しています。

民際センターの支援を始めたのは2016年。札幌清田高校のグローバルコース2年の「国際協力」の授業では、フェアトレードについて学習し、学校祭で販売する途上国の製品を適正な価格で販売し、その収入で毎年カンボジアの子どもたちへの「ダルニー奨学金」寄付を行ってきました。しかし、昨年は、新型コロナウイルス感染症予防のため学校祭は中止。さらに、希望者が参加するカンボジアでのボランティア活動も中止。そのような状況でも経済的な理由で教育の機会に恵まれないカンボジアの子どもたちへの応援を欠かしたくないと生徒の皆様は議論を重ね、民際センターが「書き損じはがき収集」を行っていることを知り『葉書、もらってもイイですか?』プロジェクトを立ち上げました。学校内では、他学年にも「ダルニー奨学金」に関するプレゼンテーションを行ったほか、収集箱やポスターを作成し、地域の方々が集まる公民館にも置きました。さらに地域の回覧板にチラシを入れ、地域の方も巻き込んではがき収集活動を繰り広げたのです。

校内に置いた収集箱とポスター

回覧板に入れたチラシ

その結果、学校の内外から3,700枚を超える書き損じはがきと未使用切手を集め、2021年11月からカンボジアの中学校1年生3人(卒業まで)と中学校3年生2名(1年のみ)が、学校に通うことができることになりました。(カンボジアは11月が入学、進級時期となります。)この子どもたちは、支援がなければ学校に通うことはできませんでした。プロジェクトリーダーを務める生徒様は「このように沢山のはがきが集まるとは思いませんでした。協力していただいた方へは感謝の気持ちでいっぱいです。」と話しました。

協力いただいた方へのお礼状

コロナ禍で、なぜ「支援をあきらめなければならないか」と問い、工夫を重ねその解決策を模索し実現する市立札幌清田高校の校風、そしてなによりも、活動をした生徒の皆様に敬意を表したいと思います。その想いを確実に、責任をもってカンボジアの子どもたちに届けます。

 

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

カンボジアの締切7月20日です。

ダルニー奨学金について詳しくはこちらボタン

寄付ボタン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です