07
1月 2020

クリッサナ・スリアラファイ君の言葉(タイ奨学金希望者)

サワディーカップ(タイ語でこんにちは)。
僕の名前はクリッサナ・スリアラファイです。中学1年生の13歳です。
タイのナコーンラーチャシーマー県のバンノンカイナム中学校に通っています。

           クリッサナ・スリアラファイ君         

シングルマザーの母と、中学3年生の兄と、祖父母の敷地に小さな部屋を建て増しただけのささやかな家に住んでいます。

父は、僕がまだ幼稚園の頃に僕たちを捨てて家を出て行き、それ以来、母が一人で僕たち兄弟のために働いてくれています。母は、ナコーンラーチャシーマー・ラーチャパット大学の掃除婦として働いています。月に二回支払われる給料は、一回にわずか2,000バーツ(日本円で約7,200円)で、僕たち兄弟の学費を稼ぐためには、休みなしで週7日働かなければなりません。

    スリアラファイ君とお母さん         回収したペットボトルの山

家族の主な必要経費は、僕たち兄弟の学費や、食費、通学・通勤費、請求書への支払い等があり、母の給料のみでは全てをカバーできず、新学期が始まる5月と11月には、母の職場の同僚にお金を借りなければならない時もあります。

毎晩遅くまで働いて帰ってくる母には休みが必要なので、少しでも母の負担を軽くできるように、僕はいつも家事を手伝っています。また、親戚のペットボトルなどの廃品回収の仕事を手伝っています。集めた廃品を仕分けして袋に整理して入れ、売りに行きます。1回に40~50バーツ(日本円で約160円)を稼いで、学費の足しにしています。これが母の経済的負担を減らすことに役立っています。

                            回収したペットボトルを仕分けするスリアラファイ君

僕がもし奨学金の支援を頂けたら、母の負担を減らすことができます。
お金がなく僕の学費がないと悲しむ母の姿をもう見たくありません。

もし奨学金を頂けるならば、学費とし、勉強のためにしっかり活用したいと思っています。
また、大切に貯金して今後高等教育が受けられるようにしたいと願っています。

コンピューターを学ぶことが好きなので、将来はプログラマーになり、十分なお金を稼ぎ、家族を養うことが僕の夢です。
高校または陸軍士官学校に進むことができればと思っています。
真面目に、一生懸命勉学に励むことを約束します。

 

タイの締切3月20日です。

ダルニー奨学金について詳しくはこちらボタン

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