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6月 2018

ラオス 教育がくれた贈り物

 

助産師として地方の人たちの健康を支えています

ダルニー奨学金の奨学生だったブアラバン・ケオロングさんは、貧しい家に生まれました。そして、ダルニー奨学金を得て、今は助産師として働いています。もし、奨学金を受けられなかったら、今のような職業に就く事も出来なかったでしょう。その彼女が、助産師になるために通った今までの学校での生活、大変だったこと、嬉しかったこと、そして何よりも支援をして下さったご支援者様への感謝の気持ちを何度も話してくれました。 

私は、奨学金のお陰で教育を受けることができこの上なく幸せです。民際センターと支援者の方にはとても感謝しています。もし、教育を受けていなかったら、私は、今、どこにいたかわかりません。きっと、畑を耕して貧しさに苦しんでいたことでしょう。でも、奨学金を得て、人生を変えることができました。そして、私は自分が助産師として他人を助ける仕事につけたことに誇りを持っています。民際センターの皆様、支援者の方、私にチャンスを与えて下さって本当にありがとうございます。
         助産師学校の生徒たち
学校生活の中で最も印象深い思い出は助産師になるための実地研修です。その中には8人の実習生がいて私を含めてすべて女子学生でした。私たちは地方の村に行き、村人たちに薬を配りました。そして、オートバイで何時間もかかるような、地方へも行きました。道路状態がとても悪かったので怖かったです。訪問した村で妊婦さんたちの健康診断を行い、最近生まれた赤ちゃんがいるお宅へも行き、新米のお母さんに母乳で育てることの大切さを伝えました。私たちは、訪問した地域の生活の様子を知ることができ、人々が住む近隣に医療機関がある事の重要性に気づかされました。日々、一つ一つの経験が貴重な物でした。改めて、勉強できることの素晴らしさを実感し、支援者の方にはどんなに感謝しても足りません。私は、学校での座学と実地研修で学んだことをすべて習得し、その能力を活かして故郷の村で人々のを助ける仕事をしたいと思ってきました。そして、私は今、家の近くの医療機関で助産師として、村人の健康を見守っています。
 
小学校を卒業した子どもたちが、中学教育を受けることでその子の人生は大きく変わります。今、私たちが、これらの子どもに就学教育支援をし、中学教育を受けさせることで、きっと貧困から抜け出し、自立する力をつけるでしょう。
「ダルニー奨学金」制度は、経済的貧困で中学生教育を受けられない子どもたちを支援する国際教育里親システムです。ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える”1対1の顔の見える教育支援”です。14,400円で1人の子どもが1年間中学校に通うことができます。
 
 

ラオス締切7月20日です。

ダルニー奨学金について
詳しくはこちらボタン

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