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1月 2020

サカンヤさんの言葉 (タイ奨学生:通りで花輪を売る少女のその後)

                                                     先生とサカンヤさん

私の名前はサカンヤです。
12歳で、スリン県のウェラワトチン中学校の1年生です。
祖父母と父母、同じ中学に通う中学3年生の兄と暮らしています。

ダルニー奨学金の支援を頂き、両親の経済的負担が減り、学校に通えていることを、心から感謝しています。
この奨学金を通して、将来に向けてさらに勉強したいという意欲が湧いてきています。
頂いた奨学金のほとんどは、2019年度の学費と追加授業料に使わせていただきました。

今も家事全般を手伝い、両親が通りで売るための花輪を作っています。
祖父母は糖尿病と高血圧を患い、体調がよくないので、働くことはもうできない状況です。

お手伝いの皿洗い

お手伝いの花輪作り

今年、私はクラス活動のリーダーに選ばれました。
“Whit School”という活動で、ドラッグに子どもたちが手を出さないように呼びかける活動です。

花輪を作ること以外にも伝統的なタイ舞踊が得意で、スリン県のイベントでダンスを披露する機会がありました。
また、地元スリン県でミュージックビデオに出演する機会もありました。
ダンスを披露すると200~300バーツ(日本円で約900円)を稼ぐこともでき、学費の足しになっています。
十分ではなくとも、自分でお金を稼ぐことができることに喜びを感じ、地元の伝統芸術の継承に携われることに誇りを感じています。

また、私はランニング、バレーボール、セパタクローなど、色々なスポーツが好きです。

将来は看護師になることを目指し、高校を卒業したら、看護師の勉強をしたいと思っています。
夢を叶えるまで支援して頂けたらと願っています。

学校のスポーツ大会で1位に

ミュージックビデオに出演

最後に、私を支援してくださっている埼玉・タイ王国友好協会 の皆様へ。

教育を受ける機会を与え、勉強することを励まし、大好きな学校での活動ができるようにしてくださったことを、心から感謝しています。一生懸命勉強するとともに、伝統的なタイ舞踊を伝えていきたいと思っています。看護師になるため、さらに勉強したいと願っています。そうすれば家族はもちろん、恵まれない環境で暮らす周りの人たちを助けることができると思うからです。

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 サカンヤさんへ

この度は当協会にあたたかいメッセージをお送りいただき、誠にありがとうございます。家族を支えながら、勉強はもちろんクラス活動や伝統舞踊の継承などにも積極的に取り組んでらっしゃるようで、協会一同、大変感銘を受けております。当協会としてもサカンヤさんの今後一層のご活躍を期待するとともに、ダルニー奨学金の支援を活用し、将来は看護師として活躍されることを祈念しております。

埼玉・タイ王国友好協会
会長 原 敏成
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以前紹介されましたサカンヤさんの記事はこちらから

 

タイの締切3月20日です。

 

ダルニー奨学金について詳しくはこちらボタン

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