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9月 2014

【感謝】「ベトナム奨学金の緊急支援」結果報告:申請245名全員に奨学金を提供!

この度は、「ベトナム奨学金の緊急支援」にご協力いただき、誠にありがとうございました。

おかげさまで、本年度のベトナム奨学金申請者数245名のうち、245名全員が奨学金を手にすることができました!

皆さまのご協力により、このような嬉しいご報告ができましたことを感謝いたします。ありがとうございました。そして、子どもたちの分までお礼申し上げます。

 

近年、弊団体として最大限の努力をしておりますが、どうしても奨学金の申請数と支援数に開きが出てしまっております。特に、タイやベトナムといった国は、我々日本人から見ても、「貧しい」とは言えない国へと変容しつつあります。

「そういった国に支援は必要なのか」が、皆さまの問いではないでしょうか?

しかしながら、過去、日本もそうだったように、経済発展の裏で、都市と地方の間には、所得格差、雇用、高インフレ・・・等々といった様々な問題がうずまいています。

つまり、地方の農村部で暮らす貧困家庭の多くは発展から取り残され、さらなる貧困にあえいでいくことになるのです。

奨学金を申請をしている子どもは皆、経済発展から取り残された貧困家庭の子どもばかりです。そうした子どもに奨学金提供の約束をしてあげることができない状況は、とてもつらいものです。

お願いばかりで大変恐縮ではございますが、現状をご理解いただき、皆さまには更なるご協力を切にお願い申し上げます。

 

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ただ、私たちの言う「協力」とは、何も「寄付する」ことばかりではありません。

皆さまのご友人、お知り合いの方へ、または、facebook、twitter、職場のイントラネット、掲示板等へ情報を流して(拡散して)いただくだけで結構です。

私たちの活動について、まずは「知っていただくこと」が大切だと考えております。

知らなければ、誰も行動には移せません。その「知っていただくこと」に重点を置き、ご協力をお願いしたいと思います。

国際協力、社会貢献・・・と聞くと、敷居が高く感じることかもしれません。敷居が高いと入りにくいし、継続しにくいものです。

そこで、情報の伝播という敷居の低い、かんたんな、持続可能なご協力をお願いをしたいと思います。

 

子どもは生まれる国も家庭も選択することはできません。ただ、「子」であることだけを持って生を受けます。

経済的に貧しい家庭に生まれた子どもが、家庭のために早くから働くことを当然のことと考えるのは、決しておかしいことではないと思います。

しかし、そのために、自分の子どもや孫、そのまた子どもにまで貧困を受け継がせる権利は誰にもないはずです。

 

民際センターは、教育は貧困削減のために必要な経済社会開発において重要な役割を果たす、と考えています。

教育は、才能や能力を伸ばし、尊厳を持って生活することを可能にします。また、他者や異文化に対する理解を育み、差別やいじめのない、平和の礎を創ります。

世界には経済的に貧しく学校に通うことができない子どもは、未だ6,000万人以上もいます。

また、最低限の識字能力(簡単な文章の読み書きができること)を持たない成人は、約8億人にも上ると言われています。

 

このような状況を改善するために、国際社会は「万人のための教育(Education For All)」を唱えており、民際センターもそれに向かって活動しております。

この考え、活動に賛同をして下さる方、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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