タイ中途退学阻止プロジェクト – Save the Dropout Students 2026 Thailand –

卒業間近で中途退学してしまう子どもたちがいます
あと1年で中学校を卒業できるにもかかわらず、経済的な理由から学び続けることが難しくなり中途退学の危機に直面している生徒がいます。
タイではバンコクをはじめとする都市部の発展が進む一方で、地域や家庭による経済格差が依然として大きな課題となっています。その影響は子どもたちへの教育にも及び、とくに地方では、家庭の経済状況が子どもたちの学業継続を左右してしまう現状があります。中学校を卒業できるかどうかは、その後の進学や就労に大きく関わります。
そのような生徒を一人でも減らすため、民際センターでは卒業まで残り1年となった生徒への支援に特化した「中途退学阻止プロジェクト(Save the Dropout Students= SDS)」に2019年から継続して取り組んできました。
今年はタイ各地から260名の生徒たちが「卒業したい」という思いを寄せてくれました。 本ページでは、代表して6名の生徒をご紹介します。生徒の声を通じて、支援の必要性について知っていただければ幸いです。 奨学金による支援は、子どもたちが最終学年を通い切り、無事に卒業を迎えるための最後の支えとなります。中途退学を防ぎ、学びの機会をつなぐために、皆様のご理解とご支援をご検討くださいますようお願い申し上げます。
奨学金を待ち望む6名の生徒のお手紙とお写真
残り254人の写真についてもぜひこちらからご覧ください。
タナサック・ブーンプラコープ(中学2年生/チャイヤプーム県)

(タナサック君からの実際の手紙)
僕の名前はタナサック・ブーンプラコープです。バーンチーロンヌア学校の中学2年生です。
4人きょうだいで、両親は仕事のために他県で働いており、私は叔母と暮らしています。家の生活はとても厳しく、叔母は収入を得るために、できる仕事は何でも引き受けています。週末には僕も叔母と一緒に働き、お米を買うためのお金を稼いでいます。学校に行く日は、1日10バーツ(約50円)をもらい、水や少しの軽食を買います。放課後はすぐに家に帰り、家事を手伝うのが日課です。
もし奨学金をいただけたら、勉強を続けるために必要なことだけに使いたいと思っています。支援してくださることに心から感謝し、学業に真剣に取り組むことを約束します。
ジッティマ・アヌクン(中学2年生/チャイヤプーム県)

(ジッティマさんからの実際の手紙)
こんにちは。私の名前はジッティマ・アヌクンです。ニックネームはボウです。バーンカオ・ウィッタヤヌクン学校で中学2年生として勉強しています。
祖父母、両親、双子の妹と一緒に暮らしています。家は小さな平屋で、今はコンクリートに建て替えていますが、まだ完成していません。祖父母も両親も農業をしていますが、祖父母は高齢で体の痛みもあり、毎日が心配です。父はチャイヤプーム県で働いていて、週末だけ家に帰ります。
私は、両親には安心して休み、美味しい食事を取り、必要なものを気兼ねなく買える生活を送ってほしいと思っています。稲刈りの時期になると、父はほとんど家に帰ることができません。そのため、私は成長して、両親の面倒を見られるようになり、家族全員の生活を少しでも楽にしたいと考えています。特に、誰かが病気になり、薬や医師の診察が必要になったときには、しっかり支えたいです。
月曜日から金曜日までの学校がある日は、妹と私が帰宅後に、皿洗いや炊飯、掃除、洗濯などを行い、両親の負担を少しでも減らすよう努めています。週末や休日に家にいるときは家事を手伝い、農場へ行くときは農作業も手伝います。また、夕方には母を手伝って料理もしています。
私の夢は獣医になることです。大切に飼っていた犬が病気になったとき、何もしてあげられなかったことが忘れられません。将来は動物を助け、家族を支えられる仕事に就きたいです。奨学金をいただけたら、勉強を一生懸命続け、支援してくださる方々を決して失望させないよう努力します。
ジュタラット・セーンシット(中学2年生/ウドーンターニー県)

(ジュタラットさんからの実際の手紙)
私の名前はジュタラット・セーンシットです。ニックネームはナンです。2011年11月8日生まれの13歳です。コックポー・ウィッタヤー学校で中学2年生として学んでいます。
母ときょうだい4人で暮らしており、父は仕事のため他県にいます。家から学校までは遠く、バイクで通ったり、母に送ってもらったりしています。母は日雇いの仕事をしており、生活はぎりぎりです。学校が休みのときは牛の世話をし、普段も家事を手伝っています。母がとても疲れて帰ってくるので、少しでも助けたいと思っています。
将来は教師になり、さらに勉強を続けたいです。しかし、家には十分なお金がなく、奨学金がなければ進学は難しい状況です。奨学金をいただけたら、学用品をそろえ、夢に向かって努力したいと思っています。
ティーラシン・スワスリ(中学2年生/ヤソートーン県)

(ティーラシン君からの実際の手紙)
僕の名前はティーラシン・スワスリです。ニックネームはタオです。バーンクッドケードーンノンブア学校の中学2年生です。
母、叔母、弟と一緒に暮らしています。家は高床式の木造家屋で、家計にはあまり余裕がありません。家族で1台のバイクを使っています。学校に行く日は1日20バーツ(約100円)をもらって過ごしています。週末には、母の仕事を手伝っています。
もし奨学金をいただけたら、勉強を一生懸命続け、良い生徒として行動することを約束します。
ワタシン・シリアオン(中学2年生/カラシン県)

(ワタシン君からの実際の手紙)
僕の名前はワタシン・シリアオンです。ニックネームはアオムです。ダンタイ・ウィッタヤー学校で中学2年生として学んでいます。
家族は祖母、父、母、私の4人です。父は建設の仕事をしていますが、仕事がない時期もあり、他県に出稼ぎに行くことも多いです。家ではお米を作っていますが、洪水で収穫が少ない年もあります。その結果、農業だけでは十分な収入が得られず、日々の生活費は父が建設現場から送金してくれるお金に頼らざるを得ません。僕は、一生懸命勉強し、家の掃除、皿洗い、洗濯、その他できることを手伝うことで家族の負担を減らそうとしています。
将来は公務員になり、家族を支えたいと考えています。奨学金が受け取れることを心より願っております。
チョムナパー・チャナキット(中学2年生/ナコーンラーチャシーマー県)

(チョムナパーさんからの実際の手紙)
私の名前はチョムナパー・チャナキットです。ニックネームはグレースです。ワット・クットピマン学校で中学2年生として学んでいます。
両親は離婚しており、私は祖父母ときょうだいと暮らしています。父は別れてから一回も会いに来てくれず、新しい家庭をもって支援も一切ありませんでした。そのため祖父母が日雇いの仕事をして家計を支えています。家は古い木造でシロアリが木材を傷め、雨が降ると水が入ってきます。母はナコーンラーチャシーマー県の中心部で働いています。私が学校で使えるお金は1日20バーツほど(約100円)で、きょうだいと一緒に歩いて通学する日もあります。放課後は皿洗いや洗濯、料理などを手伝うのが日常です。
奨学金をいただけたら、勉強を続け、祖父母の負担を少しでも減らしたいです。支援してくださる方々に感謝し、正しい行動を心がけて努力します。
>>他の254名の写真・名前はこちらからご覧ください。<<
※260名に達した時点でホームページ上でお知らせします。募集人数を超えるご支援があった場合には、奨学金を待つ別の生徒に割り当てさせていただきます。
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