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7月 2018

救援募金のお願い ラオス(ダム決壊による洪水災害)

このたびの緊急支援の呼び掛けに温かいご支援を賜りまことにありがとうございます。

急なお願いにもかかわらず多くのご厚志が寄せられました。日本も豪雨災害や台風被害に遭う中、他の国への心温まる皆様のご支援には、同じ日本に暮らすものとして職員一同誇らしく思うとともに深く感謝申し上げる次第です。今後は緊急支援ではなく、復興支援として教育関連への影響を鑑み、学校関連の支援を検討していく予定です。

今後とも民際センターの活動にご協力を賜ります様、よろしくお願い致します。


民際センターラオス事業所のスタッフは先日より被災地へ赴きマットや靴,タオル,歯みがきなどのアメニティ、シン(ラオス女性の民族衣装である腰巻スカート、正式な場面や仕事で着用される非常に重要なもの)など多くの支援物資を運びました。
皆様の義援金は、救援物資の他、物資を運搬したトラックレンタル費用、ガソリン代にも充てさせていただきます。

 

土砂で埋まった村1

土砂で埋まった村2

雨でぬかるんだ道路

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支援物資を乗せたトラック

救援物資をもらう人々

被災地の子どもたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の民際センターではラオス事業所のが救援募金を行っていることを受け、日本の皆様にも募金をお願いして参りました。
以下は先週末、スタッフが被災地へ救援物資を届けた時の様子です。

 

被災地の方々への想い

洪水は先週月曜日の夜間に発生し、民際センターラオス事業所のスタッフは火曜日にその知らせを受けすぐさま救援募金の呼びかけをしました。

私たちは金曜日に現地に向け出発に現地に着いたのは土曜日。車で十数時間の道のりでした。

現地で我々が目にしたものは、目を疑う光景でした。洪水は多くの物を流し去り、行方不明者は数知れません。多くの人が負傷し家を失いました。しかし、その数は不明で現在予想されているよりも多くなるものと予想されます。今のところ、少なくとも20名が命を落とし、30人以上の方が行方不明、6,000人が家を失ったと報告されています。政府、近隣国がヘリコプターやボートで応援に駆け付け、終わりの見えない救助に取り組み続けています。道路はほぼ寸断されているため、空路や水路のみが被災地への主なアクセス方法となります。

その様な状況でも、雨が降り続き洪水の被害はひどくなるばかりで、避難者の数が増え続けています。(ラオスは今、雨期です。)そして、そしてより多くの被災地が影響を受けます。

被災者は一時的に避難できるところならどこでも(政府の建物や学校、テント等)に避難しています。私たちは被災者の要望に応じて、ビエンチャンの人々から寄付のあった物を3台のトラックに積んで被災地に行きました。私たちは、洋服、靴、毛布、米、乾物、飲料水薬等を届けました。降り続く雨や決して良くない道路事情のため、被災地へ行く着くことは簡単な事ではありませんでした。3人の職員、6人のインターンとボランティアは被災地へ少しの笑顔と希望も届けたと思っています。

物資を配る準備

お坊さんも来てくださいました

地元の企業の寄付

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラオス事業所のスタッフ

救援テントの様子1

救援テントの様子2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Please help.(助けて下さい。)」
昨日の朝、民際センターラオス事業所所長カムヒアンから短いメールが届き、追って、月曜日の夜間、ラオス南部アッタプー県サナムサイ郡でダムが決壊し多くの人々が被害あわれている旨の報告が続きました。彼らは被災者救済のため、事業所のある首都ビエンチャンで募金活動を行い、車で十数時間かかる被災地に、明日向かうとも付け加えました。以下はラオス事業所からの報告です。

民際センターラオス事業所では先日起きた洪水による被害に皆心を痛めています。今週の月曜日の夜、ダムが決壊し、大量の水があふれ出たことにより多くの家が流され、村々が浸水し、家族が別れ別れになってしましました。少なくとも20人以上の方が亡くなったと報道されていますが、正確な数はいまだ不明でさらに100人以上の方が行方不明と聞いています。6つの村が被害を受け被災者は6,600人を超えます。今後、被災状況を注視し情報収集を行っていきます。

このような事態を受け民際センターラオス事業所は、ビエンチャンのシサバス寺に募金箱を置き、緊急支援をお願いしています。その資金を元手に必要な物資を買い揃え、ラオス事業所職員が車で現地に運び、併せて被害の状況の確認を行うとの事です。「被災地の復興支援は、遠い道のりであることはわかっています。しかし、この支援は、民際センターラオス事業所の使命です。」と話しました。

上空からの様子1

上空からの様子2

浸水した村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川のようになった村

屋根に避難する人々

一時的な家に避難する人々

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の中を避難する人々

避難所の様子1

避難所の様子2

 

 

 

 

 

 

 

子どもを抱いて泣く母親

 

 

 

 

 

  

 

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