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7月 2025

【ベトナム】内向的だった息子が自信を持てるように~元奨学生の母からの手紙~

2024年度にSDS(中途退学阻止プロジェクト)の奨学金を受け取った生徒の母親から手紙が届きました。奨学金を通して息子がどれほど変わったか、家族にとって奨学金がどのようなものだったかを教えてくれました。心温まるお手紙の内容を、ぜひご覧ください。

➡2025年度ベトナムSDSについてはこちら

民際センターの皆様

私はホアン・アイン・クイの母、ダオ・ティ・センと申します。息子はフンイエン省*(2025年6月12日付で、タイビン省はフンイエン省に統合されました)ティエンハイ郡ナムタン中学に通っている頃に奨学金のご支援をいただきました。

まずは家族を代表して、民際センターの皆様に、心からの敬意と感謝の意を表します。この意義深い奨学金制度を通じて、子どもたちへのご支援をいただき、本当にありがとうございます。

私の息子が奨学金を受け取ることが決まったと知った時、家族は本当に感動しました。私たちにとってこの奨学金は経済的支援にとどまらず、子どものこれからの学びの道を明るく照らす心温まる贈り物でした。まるで夢を照らす灯火のように、内向的だった息子が日々自信をつけ、粘り強く努力する姿へと成長していきました。

2024年度、息子は日本の支援者様であるO様から奨学金を受け取りましたが、息子は「この奨学金は、自分の努力が認められた証であり、大きな励みになった」と何度も話してくれました。この他者からの承認が困難を乗り越える力となり、学びへの夢と意欲を育む支えとなったのは間違いありません。

息子が少しずつ成長し思いやりと信念を持つ姿に、私たち親は胸がいっぱいになり喜びで涙するほどです。子を持つ親にとって、それは何よりの幸せです。息子は中学校を無事卒業し、現在は高校進学という次のステージへの準備を進めております。これもひとえに、奨学金を通じた大きな励ましのおかげです。

私たち家族は、民際センターを通していただいたご支援を本当に貴重なものだと感じて心に留めています。それは物質的な価値を提供するだけでなく、信頼と希望を育む若い世代の未来への種まきにもなっています。支援者様をはじめ民際センターは、その優しさと情熱を通じて、静かに慈しみの物語を紡いでいます。経済的に恵まれない生徒たちが励ましを受け、それぞれの家族に新たな希望が与えられています。

改めて、支援者様と民際センターの寛大なご支援に深く感謝申し上げます。この思いやりの灯火が今後も多くの生徒たちに届き、それぞれが夢を実現し、将来は社会に恩返しができるような大人へと成長していくことを願っております。

心より感謝申し上げます。

ダオ・ティ・セン
(ホアン・アイン・クイの母)

「ダルニー奨学金」「HOPE奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際教育里親制度です。皆様からのご支援、お待ちしております。

【延期しました】ベトナム・カンボジア・ラオスの奨学金の締切は7月31日

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