【子どもたちに本を贈ろうキャンペーン2025】スタート!
今年も「子どもたちに本を贈ろうキャンペーン」の季節がやってまいりました。10月24日(金)から11月17日(月)までの期間、図書セットへのご寄付を集中的に皆様へ呼びかけさせていただくものです。支援対象国のカンボジア・ラオスの2ヵ国のうち、今回はラオス事業所長のカムヒアンより皆様への感謝とともにメッセージをお届けいたします。
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都市部と農村部の読書格差を埋める
「図書支援プロジェクト」
~A Spark of Knowledge (知の芽生え)~
ラオスの学校向け「図書支援プロジェクト」を支援してくださっているすべての支援者様に、心より感謝申し上げます。当プロジェクトへのご寄付は、この美しい国ラオスが直面する教育上の最重要課題の一つである「農村部における図書の不足」への直接的な取り組みであり、次世代の子どもたちへの投資です。
都市部との格差
ラオスの就学率は著しく改善しつつありますが、都市部と農村部との間には依然として教育の質に深刻な格差が存在します。多くの農村部——特に多様な民族が暮らす地域では、子どもたちが大きな壁に直面しています。ラオ語で書かれた適切で魅力的な本に触れる機会が極めて限られており、唯一の読書材料が1冊の教科書だけということもよくあるのです。
1箱の図書セットの力
図書不足や言葉の壁の問題に対し、民際センターの「図書セット」は的を絞った解決策となります。図書館がない、または利用できない学校において、1箱の図書セットは知識の宝箱であり、シンプルでありながら強力なツールとなって、魅力的で学齢に適した89冊の本をラオスの子どもたちに提供します。(※カンボジアは120~150冊/セット)
かつて黒板からしか学べなかった生徒たちが、図書セットの前で目を輝かせて興奮する姿を私たちは目の当たりにしてきました。図書セットの木箱は単なる入れ物ではありません。教師がダイナミックな授業を創り出す力を与え、子どもたちが好きな本を選べる、そして持ち運びができる”図書館”です。本との出会いは、受動的な学びを能動的な探求へと変える力があります。
ラオス事業所長 カムヒアン・インタバ
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皆様から贈られた図書セットは、ラオスでは本棚を兼ねた木箱に、カンボジアでは木箱の既製品が無く高額な費用がかかるため袋に入れてお届けしています。図書館のない学校が多い中、図書セットは小・中学校の子どもたちの読書量を格段に増やし、様々な能力を伸ばし、可能性を広げる糧となるでしょう。

「子どもたちに本を贈ろうキャンペーン」は期間中、下記の目標数を掲げて実施いたします。

図書支援プロジェクトは…
・支援国をラオス・カンボジアから選べます
・お申込みから約6ヵ月で学校へ本が寄贈されます
・1セットにつき、ラオスは小・中学校いずれの場合も約90冊、カンボジアは小学校への寄贈であれば約120冊、中学校への寄贈であれば約150冊の本をお届けします(※)
・寄贈される本箱または本に、支援者様のお名前が記載されます
・支援者様には、本を受け取った子どもたちの写真入りレポートをお届けします
※為替の影響により冊数が変更になる場合がございます。また、寄贈先が小学校になるか中学校になるかは現地の状況によって決まります。
皆様からのご支援をお待ちしております!





