【ラオス】奨学生ダオデン君からのメッセージ
ラオスの奨学生であるダオデン ビライチット君に話を聞きました。
彼は中学4年生※でカムアン県ナカイ郡オウドムソーク村に両親、きょうだい4人と暮らしています。現在14歳でオウドムソーク中学校に通っています。
※ラオスの中学校は4年制
彼の両親は農業と日雇いの仕事をしています。4人のきょうだいは両親の畑仕事を手伝い、労働力の担い手となっています。生活費を稼ぐために家族全員で一生懸命に働かなければいけません。家族は自分たちが育てたお米や作物、そして森で見つけたものを商品として売ることで生計を立てています。彼は学校に通いながら、料理、家の掃除、野菜の水やりも行っています。
「僕は学校に休まず通い、成績は平均くらいです。国語(ラオ語)と文学を勉強するのが好きです。学校ではダンス、アート、サッカーなどの活動に参加しています。土曜には両親の手伝いで野菜を植えたり、畑の雑草を抜いたりしています。日本のK様が僕を支援し奨学金をくださることをとても嬉しく思います。K様のご支援のおかげで学用品が購入でき、学校に通うことができています。中学は今年で卒業ですが、高校に進学し、大学に通う夢を叶えたいです。卒業後は、技術を身に付けて自宅から近い水力発電会社で働きたいと思っています。最後に僕を支えてくださったK様に感謝を申し上げるとともに、K様とご家族が健康で幸せな日々を過ごされることを願っています。」
「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、
子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。
年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。