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5月 2026

【ラオス】10年越しの募金活動で、教室が完成!

民際センターでは、ラオスにおける学校教室の老朽化や生徒数増加に伴う増改築のニーズに応えるため、【教室建設プロジェクト】 を実施しています。学校ごとの状況にあわせて1教室単位で建設を行うもので、2025年度には国内で最も貧しいエリアの一つであるセコン県で2つの教室建設を実施しました。昨夏に教室ができあがったドンチャン中・高等学校に続き、今回は2026年2月に完成したばかりのセノイ中学校の新しい教室をご紹介します。

 

「ラオスに学校を!」卒業生たちから託されたバトン

今回の寄贈は、神奈川県大和市にある聖セシリア女子中学校・高等学校 の生徒の皆さんによるものでした。「ラオスに学校を建てたい」という熱い想いから、地道な募金活動をなんと10年前から継続してこられた結果、ついに昨年、400万円を超える多額の建設費用が集まったことでラオスへの寄付が実現しました。民際センターに建設希望のお話をいただいた時には、私たち職員も胸が熱くなったことを今でも鮮明に覚えています。

募金活動でチャリティー販売されたA4ファイル(聖セシリアのオリジナルデザイン)

10年という歳月は、すでに卒業した先輩たちからのバトンが繰り返し後輩たちへ引き継がれてきたことを意味します。灯を絶やさず、400万円という気の遠くなるような費用を集めてくださった聖セシリア女子中学校・高等学校の皆様の熱意と努力に心から感謝を申し上げるとともに、今回の教室完成の知らせがこれまで募金活動に関わって下さったすべての生徒の皆さんに届くことを願い、記事をお届けします。

増加する生徒数、不足する教室

セノイ中学校では幼稚園・小学校も同じ敷地内に併設されており、2025年度は幼・小・中で合計442名の子どもたちが一緒に学んでいます。年々増加する中学校の生徒数と教室不足に対応するため、郡から民際センターラオス事業所へ新たに教室建設の要請がありました。

セノイ中学校の校門(幼稚園・小学校併設)

基礎工事の様子

ラオスの中学校は2学期制ですが、完成した教室は、ちょうど2学期が始まった2月からクラス編成を変えてさっそく使用が開始されています。新たに1教室が使えるようになったことで過密状態が緩和され、充実した学習環境が整いました。

完成した真新しい教室

竣工式典(郡教育局や校長から、聖セシリアの皆様への感謝が伝えられました)

また、教室の引き渡しを行う竣工式典では聖セシリアの生徒の皆さんが用意して下さったビデオメッセージが上映され、学校を管理するラマーム郡からは寄贈の功績を称える表彰状が贈られました。

聖セシリアからセノイ中学校へ贈られたビデオメッセージに対し、後日ラオスからもお返事がありました

教師たちと生徒代表、教育委員会による記念撮影(完成した教室の前で)

新しい教室で学ぶ生徒たち

就学率が徐々に改善傾向にあるラオスでは、教室不足は深刻な教育問題の一つになっています。聖セシリア女子中学校・高等学校の皆さんから寄贈された新しい教室は、特に農村地域で顕著なこうした問題を改善し、今後多くの子どもたちに教育機会を提供できることに繋がります。寄付をしてくださった、そして集めてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。いつの日か、セノイ中学校を訪れ生徒同士が交流できることを願い、報告とさせていただきます。

 

ラオス教室建設について詳しくはこちらボタン

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