【タイ】唯一の家族である祖父に恩返しするために学びを続けるコーンウット君
現在、民際センターでは2026年度タイ・ミャンマーのダルニー奨学金を募集しております。その締切日が3月20日と近づいていますが、現状集まった口数ですと奨学金を受けとりたいと願う子どもたち全員に届けるのが難しい状況です。皆様のご支援が、子どもたちの「学校に通いたい」という想いを叶えます。ここでは、奨学金を心待ちにしているタイの生徒をご紹介します。

祖父と暮らす僕の日常
僕の名前はコーンウット・クアジャルーンです。現在、タイのウドンタニ県にあるバーン・ノンセーン・スロイ校に通う小学6年生です。僕は小さい頃から厳しい環境の中で育ってきました。両親は幼少期に僕のもとを去り、それ以来、祖父と2人きりで暮らしています。祖父は、僕にとって唯一の家族であり、これまでずっと愛情をもって育ててくれた大切な存在です。
しかし、祖父は高齢で健康状態も良くなく、日雇い労働によるわずかな収入で生活しています。その収入だけでは、日々の生活費や僕の教育費には足りません。僕たちは食費を切り詰めながら、必要最小限の支出で慎ましく暮らしています。僕は、祖父の負担を少しでも減らしたいと思い、できる範囲で家事を手伝い、新しいものを買ってほしいとお願いすることはありません。学校へは毎日徒歩で通い、学校で使うお金として1日10バーツ(約50円)をもらえることもありますが、何ももらえない日もあります。そのため、学校給食は僕にとって最も大切な栄養源です。給食があるおかげで、勉強に集中できます。
学び続ける理由
このような困難な状況だとしても、僕は学び続けようと思います。毎日欠かさず登校し、先生の話をよく聞き、宿題も必ず行います。また、地域の教育技能競技会において、地区代表として模型グライダー競技に出場することになりました。僕は、教育こそ良い未来へ導いてくれる希望だと強く信じています。僕の夢は、さらに高い教育を受け、誠実な警察官になり、これまで苦労してきた祖父に安心して暮らせる生活をプレゼントすることです。そして、祖父が僕に注いでくれた愛情に、必ず恩返しをしたいと心に決めています。


「ダルニー奨学金」は、支援者1人につき1人の子どもを支援し、
子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、
1対1の国際教育里親制度です。
ダルニー奨学金について
*タイ・ミャンマーの奨学金の締め切りは3月20日*




