ベトナム

ベトナム

 

かつては中国への朝貢国であり、その後はフランス領インドシナとして植民地支配を受けていました。

ベトナム戦争では国土全体が戦場となるなど、歴史に翻弄され続てきた国です。

1973年のパリ協定を経て1976年に南北統一して以来、共産党による一党政権が続いています。

1986年にドイモイと呼ばれる改革路線を打ち出し経済成長を遂げています。

 

【基本情報】

面積:32万9,241平方キロメートル

人口:9,073万人(2014年 World Bank, World Development Indicators database)

一人当たりのGDP:2,052米ドル(2014年 World Bank, World Development Indicators database)

 

【支援地域状況】

ベトナム

 

ドンナイ省はホーチミン市の東隣に位置します。ホーチミン市の隣ということで、工業化が速いスピードで進んでいます。

しかし、その一方で貧富の差が拡大し、奨学金を提供する同省のディンクワン郡は平均月収が約80米ドル。

しかも、農村部に行けば行くほど収入は少なくなります。

※ドンナイ省には、1つの都市部と、10の郡があります。

 

【教育事情】

現地の教育の概要と特色

学校制度

5・4・3・4制

義務教育期間

6歳~15歳(1学年~9学年)

学校年度

9月5日~5月25日(年により、変動あり)

学校年度

【2学期制】(年により、変動あり
1学期:9月5日~1月10日)
2学期:1月13日~5月25日

教育概要・特色

ベトナムにおける義務教育は、小学校から中学校課程終了の第1~第9学年までであるが、ハノイなど都市部を除いたべトナム全体の就学は、小学校課程終了の第5学年までとなっている。
一方、都市部を中心として、教育施設が児童生徒数に対して大幅に不足していることから、子どもたちは午前組・午後組の2つの登校組に分かれ、同一教室を2回使用する2部制が採用されている。
さらに、学区制がないため、評判のよい学校へ児童生徒が集中する結果となっている。

現地の学校段階別教育の概況

義務教育

小学校は全国に15,172校、児童数は6,922,624人。
中学校は全国で10,060校、5,214,045人の生徒が通学している(いずれも2010年の統計)。
小学校は週休2日(木・日曜日が休み)だが、中学校は日曜日のみ休みとなる。

義務教育の学校段階種類および就学状況

小学校:6歳~11歳、1年生~5年生、就学率95.28%
中学校:12歳~15歳、6年生~9年生、就学率76.86%

カリキュラム・教授言語

教授言語はべトナム語のみ。

義務教育段階の学費

【授業料】 無料~60万D/1年
【その他の費用】 教材費

(出典:外務省 アジアの国・地域別都市一覧)

 

【奨学金申請中の子ども】

ベトナム奨学金申請中の子ども

 

左の写真は今年度の奨学金を申し込んでいる小6の少女とその家。

父親が家を出てしまった後、母親と死別し、現在は祖母と二人で暮らしています。

収入は近隣のお手伝い程度で、わずかな収入しかありません。

 

【現奨学生の生活】

ベトナム現奨学生の生活

 

タオ・ヌングイェン・ティー・トゥーは1997年8月9日生まれの15歳です。

彼女の父、クアン・ヌングイェン・ヴァン(41才)は日雇い労働者で、母親のピエン・ヌングイェン・ティー(44才)が農業をしています。

タオは、重症筋無力症という難病で肝臓手術をしたことがあります。タオは3年前に学校を辞めた17歳のお姉さんがいます。

 

家族のための主な収入はカシューナッツの生産です。彼らは12,000,000 VND(約USD $600)もの借金があります。

タオの母親は、EDFベトナム(民際センター ベトナム事務局)が彼女を訪ねて行ったときにとても感動したようです。

 

「私たちは、タオが奨学金を受けられることに本当に感謝します。今年は私たち家族にとって本当に難しい年です。

タオが中学を通い続けるにはたくさんのお金を支払わなければなりません。

奨学金が私たちを勇気づけてくれました。私たちは2人の子どもを養い、タオが学校に行くように全力を尽くします」。

 

タオは難病にもかかわらず、勉強を一生懸命しています。

タオは穏やかで静かな子どもですが、エネルギッシュに勉強に取り組んでいます。

 

【支援国ベトナムの教育情報】

 小さな川は歩いて通学。大きな川は船に乗るが乗船料金は月18ドル

 

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