ベトナムのダルニー奨学生紹介

理事長の秋尾がベトナムに出張しました。今回はその様子お届けします。

民際センターは、2013年よりベトナムで活動を開始し、現在2つの省で奨学金事業を行っています。

 

理事長 秋尾より

首都ハノイから車で2時間程度の距離にあるタイビン省を訪問し、ダルニー奨学金授与式に参加した。

タイビン省での奨学金事業は、タイビン省赤十字事務所の協力の下、行われている。

タイビン省の赤十字は地域レベルまで浸透しており、各地域のおかれている状況を把握することができる。

そのため、より貧しい子どもに奨学金を提供することが可能となっている。

今回は、タイビン省赤十字事務所副所長が、奨学金授与式に参加し、挨拶を行った。

 

奨学金の様子

 

授与式後、奨学生宅の1軒を訪問した。

彼女の名前は、グエム・ツイ・リン(中1・女子)。彼女の父親は、肝臓癌で43歳の時の既に亡くなっている。

夫が亡くなったため、母親は家族を養うために早朝から夜遅くまで日雇いの仕事に就いている。

私が訪問すると、彼女の祖父と叔父が現れた。彼ら2人は、ベトナム戦争に徴兵された。枯葉剤の影響を受け、何度も手術を受け、現在も病気がちだ。

祖母は、ベトナム戦争時に、近くで爆弾が落ち、鼓膜が破れた。その影響で、現在も耳が聞こえない。

このような家族をリンちゃんの叔母が一人で面倒をみている。

 

私が一言、「お世話が大変ですね」と言った途端、私の同情の言葉で、涙腺が緩み目から突然大粒の涙。

自分を犠牲にして献身的に家族の面倒をみてきた。張り詰めた気持ちが緩んだに違いない。私の目からも汗。

 

リンちゃん一家と秋尾

 

ベトナム戦争の影響を直接受けたリンちゃんの祖父の世代、そしてベトナム戦争の影響を間接的に受けた父母の世代。

少なくとも三世のリンちゃんの世代は教育を受け、希望をもった人生を祈念したい。

 

民際センターができること

今回、秋尾が訪問したタイビン省で最初に活動した国際協力NGOが民際センターでした。その後、1団体が活動を開始したにとどまります。

民際センターしか、タイビン省で奨学金事業を行っている団体はありません。

タイビン省では奨学金を必要としている子どもがまだたくさんいます。子どもたちに奨学金を提供できるのは、民際センターしかありません。

 

1人でも多くの子どもに奨学金を届けるために、あなたの支援が必要です。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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