【ベトナム】ベトナムの奨学生 激しい雨が降った卒業式

Ms. TRAN THI HIEN (チャン・ティ・ヒェン) 12 歳

7歳の時、私は孤児になりました。母が亡くなる直前に、このように言いました。

 

「私たちは貧しいけれど、お前はしっかり食べて病気にならないでね。学校に通い続けられるようにお金を管理してね。

そして、社会にとって良き市民となるようにしっかり勉強してね。」

 

その時以来、祖母と暮らしています。貧しさは相変わらずで、いつも食べ物が不足しています。

学校に通うのに使うお金は、私たちの生活にとってはとても贅沢なお金でした。

小学校の5年間、同級生の友人たちが親から愛情をもってしっかり面倒をみてもらっているのを見るにつけ、貧しく両親のいない自分を憐れんでいました。

と同時に、いつ落第するか、毎日びくびくしていました。

 

チャン・ティ・ヒェン

 

小学校の最後の日、激しい雨が降っていました。

同級生の友人達は中学校に入学することにウキウキしていました。学校には親が傘を届けに来ていました。

 

しかし、私には悲しい未来が待っているだけでした。

祖母から「中学校に行かせるだけのお金がない。働いて生活費を稼ぎなさい」と言われていたのです。

激しい雨の降る小学校最後の日は、私の人生で学校に通う最後の日になるはずでした。ああ、なんて惨めな日。。。

 

そこにダルニー奨学金が救世主として現れました。奇跡が起こったのです!

奨学金がもらえることになり、学校に通い続けることができるようになったのです。母が最後に言った願いが実現したのです!

社会の良き市民になる知識を得る機会がさらに与えられることになったのです。

 

中学校では友人を妬まなくなりました。なぜなら、両親はいなくても、私には奨学金を提供してくれる人がいるから。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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