初めてアイスクリームを食べた ラオスの奨学生

民際センターラオス事務所の職員は、仕事を通じて、たくさんの子どもたちに会います。職員が出会う子どもたちは、いずれも経済的に非常に困難な状況にいます。経済的に厳しい子どもたちに接する機会が多いラオス事務所職員でさえ、衝撃を受けるほどに厳しい状況に置かれた奨学生を紹介します。

彼女の年齢は10歳です。両親から見放され、年老いた病弱の祖母と森の中で暮らしています。支援を受けるまで彼女は独力で勉強し、成績は優秀でした。しかし、今後の生活の見通しがたたず、将来どうなるかはわかりませんでした。

 

ラオス事務所職員が、彼女に会うために学校を訪問しました。昼時になり、みんなで昼食に出かけました。その時、彼女は初めて自動車に乗り、エアコンの風をあびました。その日はとても暑い日だったので、彼女はともて気持ちよさそうにしていました。

 

 

レストランに入り、彼女に好きなものを頼むように伝えました。しかし、彼女は何も答えないので、炒飯を注文しました。でてきた料理が好きそうでないので、どうしたのと聞きました。そうると、彼女は今まで炒飯を食べたことがないというのです。他に何か注文するかと聞くと、彼女は泣き始め、丁寧に断りました。そして、か細い声で、毎日もち米しか食べてこなかったというのです。そして、日によっては、肉の干物をおかずにしているというのです。

 

食後、アイスクリームを買うために、商店に向かいました、私たちが店に入ろうとすると、彼女は入ることに躊躇していました。それは、今まで一度も店に入ったことがなかったからです。店に入ると、彼女は店内の様子に驚愕していました。彼女に何味のアイスクリームがいいかを聞くと、彼女は困ってしまいました。彼女はアイスクリームを食べたことがないので、アイスクリームがどういうものかわからないのです。まして、何味か聞かれても、想像することはできません。バニラ、チョコレート、ストロベリーといっても、想像することができないのです。そして、今回初めてアイスクリームを食べることができたのでした。

同じラオス人の職員でさえ驚くほどの厳しい経済状況の子どもがたくさんいます。

そういった子どもたちが、一人でも多く中学校に通えるようにあなたの支援をお願いします。

 

ダルニー奨学金について
詳しくはこちらボタン

 

寄付ボタン

民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です