【タイ】元奨学生が支援者にお礼を言うため、感謝の来日 ~MS&ADのバレンタインコンサートで~

MS&ADインシュアランスグループでは、社員による軽音楽バンドが1996年にバレンタイン・チャリティ・コンサートを開始以来1年も欠かさず毎年、同コンサートを開催してきました。

支援総額は19回までで1,000万円を超えます。

記念すべき20回目の今年2月、これまで支援したタイ奨学生の中から1人を選んで招待し、コンサートで奨学金をもらったときの状況や近況について話してもらいました。

彼女の名前はチャナポーン、21歳。2006~2008年の3年間、中学校に通うための奨学金提供を受けました。

 

レストランで働くチャナポーンさん

<レストランで働くチャナポーンさん>

 

中学生当時のチャナポーンさん

<中学生当時のチャナポーンさん>

 

チャナポーンさんの家族は祖母やおじ、おばを含む9人の大家族。

所有している小さな田んぼでは十分な米を収穫することはできませんでした。

そのため、両親たちは農繁期に別の田んぼで働いて現金収入を得ていました。

運悪く小学校卒業時は不作で家計は赤字。そのとき奨学金があると知り、申し込んで中学校に行くことができました。

「奨学金がなければ、私は中学校に行くことができなかったでしょう」と彼女は言います。

 

コンサートで話すチャナポーンさん

<コンサートで話すチャナポーンさん>

 

奨学金で中学に行ったことで高校にも行きたいと思うようになり、家から6キロ離れた、お寺が経営している高校に行きました。

高校の授業料は無料で、昼食代だけでよかったからです。

 

そのお寺の高校を卒業してバンコクに出てきて、今日まで2年間、バーベキューレストランで働いています。

働いて得たお金で家族と妹の学費を送ることができましたが、昨年、妹が高校を卒業したので、これからは少し自分のために使うことができます。

自分を成長させるために通信講座のある大学に行き、学位をとりたいと思っています。

 

MS&ADのコンサートに来場された方は奨学金の影響力の大きさを再確認されたようでした。

奨学金が土台となって、チャナポーンさんは今、自分の力で将来の扉を押し広げています。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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