図書

子どもたちの豊かな想像力と思考力を育むために、ラオスの子どもたちに図書セットを届けるプロジェクトです。

図書プロジェクトとは

ラオスの農村部では、子どもたちが本を購入しようと思っても、なかなか購 入できません。例えば、ラオスの首都ビエンチャンでは国営書店が1軒、そ れ以外の本屋が数軒です。ラオス南部にある第2の都市パクセーでは、本屋 が1軒もありません。都市でさえこのような状況ですから、農村部で本を購 入することは難しいのです。そこで、民際センターでは、子どもたちの豊か な想像力と思考力を育むために、ラオスの子どもたちに図書セットを届ける プロジェクトを開始いたしました。

図書プロジェクトの特徴

①様々なジャンルの図書約150冊がひとつの木箱にセットになっています

絵本、童話、冒険、歴史、小説からテキスト、参考書まで。ラオス国立図書館の協力で小学生に適した魅力ある本を選定しています。

②心を伝える図書箱です

支援いただいた方のお名前が、英語とラオス語で木箱に記載され、子どもたちに、あなたのご支援であることが直接伝わります。

③写真を添えた報告書をお届けします

支援いただいた方に、それを受け取った時の先生や子どもたちの写真と報告書をお届けします。

写真:贈呈式、本を読む子どもたち等
報告書内容:村の状況、学校の状況等

支援者の声

板倉ラオスの会 栗原 容子さん

本が皆無の村の子どもたちに150冊の本をプレゼント

私たちの支援活動は、タイで最も貧しいと言 われる東北地方の子どもたちの中学就学を支 援する奨学金提供から始まりした。その後、 支援対象を同地方よりもさらに貧しいラオス の子どもたちに移し、2001年にはラオスの 南部セコーン県パクトン村に校舎を寄贈し、 以後、2年おきに同村を訪問して滞在し、村 人や子どもたちと交流しています。

3回目の訪問時(2005年)、パ クトン小学校に約150冊の本が 入る図書箱をプレゼントしまし た。ラオス第2の都市パクセー から車で2時間半の同村で、子 どもたちが教科書以外の本を手 にする機会は皆無だからです( 教科書すら持っていない生徒が います)。村の近くの市場でも本を見かけませんし、パクセーの巨大な市 場でも、その片隅にほんのわずか積んであるだけです。本は想像力と思考 力を養うのに欠かせません。本を読んで、村の現実とは別の、様々な広い 世界があること、また人間には美しい世界を創造・想像する力があること を子どもたちが楽しく学んでくれたら、とても嬉しく思います。

吉山 和宏さん

ラオス図書箱を寄贈(ラオス研修旅行に参加して)

私は定年退職後、時間に余裕が出来たので、研修旅行に参加させてもらいました、始めはタイ・イサーンの南と北へ行ったので、この次はと考えていた時に、旅行会社の案内にラオス旅行が有ったのを思い出し、ラオス研修旅行に参加することにしました。
2008年はカムアン県でした。参加させてもらった時、奨学生にドラえもんのラオス語版を持参し渡しましたが、興味を示しません、緊張しているのかなと思いましたが、そういえば、1991年のタイ研修旅行の時、宿泊させてもらった小学校には図書室があり、多くはないがある程度の本がありました。このラオスの小学校には図書のある部屋がありません、生徒も一冊の教科書を数人で見ているようです。これでは、本に興味を覚えることが無いことが解り、次年度の図書事業に参加させてもらいました。少ない冊数ですが、本箱を開けると楽しそうに気に入った本を探して見てくれました。これからも、事情が許せば、ラオス図書プロジェクトに参加させてもらいたいと思っています。