「学校に通える日常」が子どもたちの未来を切り開く力に、きっとなる

貧困、災害などさまざまな困難な事情により勉強を続けたくても続けられない子どもたちがいます。

子どもたち一人ひとりが学校に通い、自らの未来を切り開く力をつけるためには政府や補助金に頼らない「民」による支援で支えていくことが有効です。

日本発のNGOとして世界の貧しい家庭の子どもへの教育支援を通じて平和の実現に貢献するため、皆様の力をお貸りし、一緒に運動を広めませんか?
1日33円からの
国際協力

公益財団法人民際センターとは?

補助金や税金に頼らず民間の力による国際協力を行う「日本発のNGO」です。

創設から一貫

1987年の設立から一貫した教育支援活動で、メコン地域5カ国の貧しい家庭の子ども43万人以上の小中学校就学を実現してきました。

37,000を超える人からの支援

補助金に頼らず、皆さまからのご寄付により支えられており、これまでに37,000を超える個人・企業から多数のご支援をいただきました。

内閣府からの認定

公正な組織運営が認められ2014年に内閣府より公益財団法人の認定を受けました。民際センターへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

世界には、今も中学校に通えない子どもがいます。

メコン5ケ国(タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス)では、経済的な発展が急速に進んでいますが、都市と農村の格差や、貧富の格差がますます広がり、国の財政は、未だ教育に恵まれない子どもたちまで手が回らないのが現状です。

例えばカンボジアとラオスでは

カンボジアの中等教育就学年齢に相当する子どもであって中等学校に就学する子どもの人数が、当該年齢の子どもの総人口に占める割合。※

国際貧困ラインといわれる1日1.25米ドル未満で暮らす人がラオス国民全体の34%も占める。3人に1人は貧困ラインの収入しかない。※

※ 世界子供白書2015

国際貢献は今、国連から市民社会全体に求められています。

国際的な潮流 SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsとは2015年9月の国連総会で全会一致で採択された 【持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)】を指し、「貧困の根絶」と「持続可能な世界」にむけ2030年までに達成すべき17の目標と169のターケ゛ットを定めた具体的な行動指針です。

この目標のポイントは、各国政府だけでなく、企業や市民など「民」に対しても具体的な行動を要請している点です。地球社会全体を持続可能なものとしていくために、私たち一人ひとりの行動が求められています。

このSDGsに対して民際センターならではの関わり方を提示するため、主な事業を通してSDGsの17の目標のうち4つの目標に対して行動していくことを目指しています。

民際センターは目標達成にむけて、民間の力を集めて取り組んでいます。

「民際」という言葉には、国ではなく「民」が主体となり、「民」と「民」を結びつける国際貢献を、という願いを込めています。日本生まれの日本人による国際貢献を通じた平和の実現を目指しています。

民際センターの主な事業

1対1でつながる教育支援「ダルニー奨学金」

「ダルニー奨学金」制度は、経済的貧困で中学生教育を受けられない子どもたちの中学就学を支援する、国際教育里親システムです。ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える”1対1の顔の見える教育支援”で、中学校入学から卒業までを支援します。

小学校卒で社会に出るのと、中学校卒とでは、人生は全く違います。中学教育を受けることで人生に夢を持ち、実現に向けた努力も可能になります。今までに、のべ約436,000人の子どもたちの小中学就学を実現してきました。

「通学自転車支援」など7つの教育支援プロジェクト

「ダルニー奨学金」で教育機会自体を普及していくことと同時に、学校の環境や教育内容の充実・普及を進めることで初めて課題が解決していきます。

そこで民際センターでは、生徒への「プレゼントセット」「通学自転車支援プロジェクト」「学校教材支援セット」「Libraryキャンペーン」や「少数民族教師養成プロジェクト」「ラオス学校・教室建設」「カンボジア女子寮建設」の7つのプロジェクトを用意しています。

これらのプロジェクトは、民際センターで働くそれぞれの国のスタッフが、現地でどのような支援が必要なのかを考え提案した、本当に必要とされている支援ばかりです。

課題解決を続けていくため寄付で支えてください。

民際センターの活動を支える
「民際力 マンスリーサポート」

民際力 マンスリーサポートは民際センターの活動そのものを支援いただく寄付プログラムです。
1対1で子どもたち一人ひとりを直接支援するダルニー奨学金に対して、あらゆる分野の教育的課題を総合的に解決する“面”の支援となります。

 

民際センターでは、すべての収入を寄付のみでまかなっており、税金を財源とする国や地方自治体からの補助金は一切受け取っていません
税を財源とする補助金で事業を行うのではなく、 皆様の浄財で皆様と一緒に民際センターの活動を行っています。

 

いただいたご寄付は民際センターや各国の事業所の活動全般の支援の他、対象支援国の教育の現状の調査研究、日本及び対象国等の自然災害における緊急支援など民際センターの活動そのものを支えるために使用されます。

あなたの寄付でできること

1日33円で
(1,000円/月)

たとえば、子どもたちの昼食10食分を支援することができます。
メコン地域の子どもたちは経済的余裕がなくお昼ご飯を食べられない中学生が多くいます。
その子どもたちは、昼食を食べずに午後の授業を受けるケースも多くあります。

1日100円で
(3,000円/月)

たとえば、中学生用の本約15冊を購入することができます。
本の入手が難しいラオスの地方では子どもたちは読書をする習慣を持つことができません。

1日333円で
(10,000円/月)

たとえば、貧困地区の子どもがおよそ6か月間学校に通うことができます。
メコン地域の貧困地区には、家計をささえるための農作業やきつい作業をせざるを得ず、学校に通い勉強に専念することができない子どもたちがいます。

サポーター特典

サポートいただいた方には、活動報告として、下記3点をお届けします。

  • (1)民際センターからお礼状(サンクスメール、登録完了メールなど)
  • (2)ニュースレター(年2回発行の刊行物「ダルニー通信」)
  • (3)メールマガジン(民際センター情報満載「民際センターNEWS」の配信版)

おかげさまでのべ436,000人の子どもたちの小中学校就学を実現してきました。

35年続けてきたからこそ、大人になり国を支えている人や、これから各国の未来をつくる子どもたちの姿を知ることができます。

元奨学生タイのアドゥルさんは、中学校を卒業後、高校に通い、大学に進学。卒業後はヤソトーン県畜産課の職員として働いています。ある日、家に保管してあったダルニー奨学金授与証書を見つけ、タイ事務所(EDFタイ)にメールを送りました。その内容は支援者へのお礼でした。そのメールは支援者に届けられ、その方から「立派に成長してタイの産業に寄与する仕事に就いている事を聞いてとても嬉しい。」とのお手紙が彼に届きました。

アドゥルさん

カンボジアのスレイさんの将来の夢は学校の先生になる事です。彼女は8人の兄弟の末っ子で父親は、5年前に亡くなりました。自分の土地はなく、十分な収入もないので、兄弟は就学をあきらめざるを得ませんでした。でも、彼女は奨学金を受けることができ、中学校に通う事が出来ています。休日は母親の仕事(ナイロンのかご作り)を手伝わなくては、家族は生活できません。大変ですが夢に向かって彼女は勉強を続けます。

スレイさん

たくさんの方に支えていただいています。

タレント 向井亜紀様

2000年に癌による子宮摘出手術を受け、2003年代理出産で双子の男の子を授かるまでに長い心の戦いの中で得た「子どもを大切に思う気持ち、彼らの未来や夢を応援する気持ちを忘れないでおこう」という考えを形にするため、私は、ダルニー奨学金の支援を始めました。

支援ができるとなると嬉しくて、最初はおこずかいをためて、何十人もの子どもを支援しようと思っていたのですが、主人(元格闘家の高田延彦氏)と「ある時は100人分でも翌年はゼロというのではなく、長く支援することに意味があるのではないか。
そのうえで、一人でも多くの方に支援してもらうことが大切じゃないか」と話し合いました。
今では、私個人以外に、彼が経営する高田道場にも募金箱を置いて、少しずつ支援し続けています。

作家・エッセイスト 酒井 順子様

民際センターを通じて支援しているラオスの女の子に、会いに行ったことがあります。
首都のビエンチャンから車で8時間の、ガスも水道も通っていない村の方々は皆さん優しくて、何だか里帰りをしたような気分に。

子供達は毎日、水を汲みに遠くまで行かなくてはなりません。
それでも「大人になったらお医者さんになりたい!」と、未来に夢を抱いていました。
子供達の夢を実現するお手伝いが、少しでもできればと思っています。

寄付金の控除について

民際センターは、2014年に内閣府より「公益財団法人」として認定されました。納税者が公益財団法人や認定NPO法人へ寄付した場合、以下のような税制優遇対象となります。

 

寄付金から2,000円を引いた額の最大50%が戻ってきます。

 ≪税額控除方式で寄付金から控除される金額≫

 ◆例:1年間に1万円の寄付をした場合…

 (1万円-2,000円)×0.4=3,200円【所得税】

 (1万円-2,000円)×0.1= 800円【住民税】

 =最大4,000円が「確定申告」を行うことで戻ってきます。

 

寄付金控除について詳しくはこちら

よくある質問

Q

活動報告はどのようにしていますか?

A

民際センターのWebサイト、FacebookやTwitterなどのSNSアカウントでの情報発信の他、サポートいただいた方にはニュースレターやメールマガジンをお送りしております。

Q

寄付の方法はどのようなものですか?

A

クレジットカードによるご支援で、毎月自動引落しになります。

一口/月 1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円 のご支援より選択が可能です。

*クレジットカード以外を希望される方は、事務局までお問合せ下さい。

Q

支援の中止、解約はできますか?

A

いつでも支援の中止や解約は可能です。事務局までお問い合わせください。

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