待ち望むすべての学校・生徒へ、図書と自転車を。
ラオス・カンボジアに特化した支援である「図書支援プロジェクト」と「通学自転車支援プロジェクト」。いずれも昨年秋にキャンペーンを実施し、皆様から本当に多くの温かいご支援をいただきましたが、民際センターが今年度までに届けなければならないすべての学校、生徒に支援が行き届くには、残念ながらあと一歩足りない状況です。
各プロジェクトに求められる支援数は:
ラオス | カンボジア | |
図書 | 残り10セット | 残り8セット |
自転車 | 残り47台 | 残り62台 |
図書を待ち望む学校、そして自転車が必要な生徒たちのもとへ、なんとか今年度中に上記の数を届けられるよう、今一度皆様に、ご支援の検討をお願い申し上げます。
図書セット
現在、カンボジアでは14の州、ラオスでは4つの県の支援対象校へ、皆様のご寄付をもとに図書セットをお届けしています。これらの本は、日本語による日本文化に基づく内容ではなく、それぞれの国の母語(ラオス語、クメール語)で書かれた、現地の小中学校で真に望まれるものを現地職員が厳選してセットにしています。本が届くと、子どもたちは初めて見る本の数々に目を輝かせ、夢中になって回し読みをするそうです。
ぜひこの機会に、ラオスとカンボジアの子どもたちへ“読書の楽しさ”を届けてみませんか?
■ 支援金額:35,000円/セット
■ 支援対象地域:【ラオス】カムアン県・サワンナケート県・サラワン県・セコーン県の計4県
【カンボジア】コンポンチュナン州・カンポット州・タケオ州・シエムリアップ州などの計14州
■本の冊数:【ラオス】小学校89冊 中学校138冊
【カンボジア】小学校126冊 中学校161冊
■図書箱または本に、寄贈者のお名前が入ります
図書支援について
自転車
ラオス・カンボジアの地方農村部では家から中学校が遠いことが多く、親が自転車を買う経済的余裕のない子どもたちは炎天下と土埃の中を数時間歩いて学校に通っています。
日本のような電車やバスなどの交通手段がない環境の中、通学そのものが困難で学校をやめてしまう子どももいます。1台の自転車が子どもの未来を変えることがあるのです。
■ 支援金額:18,000円/一台
■ 支援対象者:通学に往復で徒歩2時間以上かかる下記対象地域に住む貧しい中学生
■ 支援対象地域:【ラオス】カムアン県・サワンナケート県・サラワン県・セコーン県
【カンボジア】コンポンチュナン州・カンポット州・タケオ州・シエムリアップ州
■ 支援品内容*:【ラオス】自転車(新品、現地調達、ステッカー付)
【カンボジア】自転車(新品、現地調達、ステッカー付)、修理道具、空気入れ
*支援内容について:近年のラオスにおける物価の高騰により自転車の品質を維持したままでの修理道具や空気入れの購入が困難なことから、ラオスでは自転車のみ生徒に提供し、空気入れやタイヤの修理・メンテナンス道具は自転車を提供した生徒が在籍する学校に定期的に配布致します。
通学自転車支援について
※特定公益増進法人として定められている公益財団法人民際センターへの寄付金は、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置を受けることができます。また、一部の自治体では個人住民税の寄付金控除の対象になります。