|
教員トレーニング
ラオス教育現場の現状
ラオスでの教材・教員は質量とも大変不足しています。特に地方では正規の教員資格を持つ教師は少ない状況です。また、正規のといっても初等教育(小学校)の5年間を終えただけですぐ小学校教師を養成する初等学校教員養成学校に入った先生も多く見られます。つまり中学校や高校卒業レベルの先生が教壇にたつことになります。給与などの待遇面も学歴が低いことから月給1800円程度で、農村部では授業の合間に農業を営み生活を支える先生方が一般的です。そのような状況下、授業準備の時間も十分ではないため先生が教科書を棒読みにし、生徒がそれを書き写すという授業風景が多く見かけられます。これでは、困難の多い中、通学してくる子どもたちの学習意欲を育めず、子どもたちが卒業前に学校を去っていく要因ともなります。
教員のための教授力向上セミナー

ラオスの学校 そこで当センターでは、円とバーツの為替差益を利用して、奨学金供与校の教師を対象に教師の教授力、指導力の向上を目指す研修会を行っています。1999年1月にカムアン県に隣接するタイのナコーンパノム県においてタイの先生方の協力も得て第1回教員研修会を開催いたしました。2000年7月にもラオスの首都ビエンチャンより講師を招き、カムアン県54校、セーコーン県21校の計75校の先生方を対象にカムアン県の教育庁において研修会を行う予定です。
|