支援している奨学生に会いにタイ東北地方へ

支援する奨学生の写真と証書を手にする睦合東中学校の生徒たち
神奈川県厚木市立睦合東中学校は2004年度からはがきを集め、2006年度は6名の子ども(中3を3人、中2を2人、中1を1人)を支援しています。同校がはがきを集め始めたのは、英語教師が担任学級の道徳の時間に「世界には学校に通うことすらできない子どもがたくさんいるんだよ」と話し、以前から個人的に支援していたダルニー奨学金の話をしたところ、子ども達から「自分たちも書き損じハガキで協力しよう」との声があがったからです。そして、その1クラスから始まった小さな活動が、生徒会を通してあっという間に学年・全校へと広がって行きました。その結果、04年度は9口分、05年度は4口分、06年度は5口分にあたる奨学金を継続して集めることができました。
そして、2005年夏、その英語教師は夏休みを利用して、同校が支援している3人の奨学生を個人訪問し、彼らの学校や村を訪れ、その時の印象をこう記しています。「どの子も満面の笑みで私を迎えてくれました。そして、まっすぐで綺麗な瞳で、自分の夢について語ってくれました。彼らの家庭環境は複雑で、2人の奨学生は両親と離れ、親族の家で暮らしているそうです。そんな彼らの瞳には一点のかげりもなく、学べる喜びを胸に、まっすぐ進もうとする力強さがみなぎっていました」。
「たった2日間の訪問でしたが、民際センターの活動がいかに現地でしっかり根付き、子ども達に明るい未来を拓く力を与えているのかを、実際に目にして帰ってくることができました。見てきたこと、感じたことを語り伝えることが私に出来るもう一つの貢献であると考え、勤務校の生徒達にも折に触れ話をしたいと思っています」。