元奨学生のストーリー2 信頼と励ましの10年

小割さんは、これまでたくさんの奨学生を支援しました。カニカーは最初の奨学生で、一時中断しつつ10年間にわたって交流しましたが、それを以下のようにまとめてもらいました。

カニカー(左)と小割さん

1994 タイに行き、はじめてカニカーに会った。翌日、カニカーの家庭を訪問した際、彼女は高校進学の希望を打ち明け、母親も承諾したので、私達も支援を約束した。だが、その後、トラブルで支援が断たれてしまった。

1999年3月 突然、カニカーから手紙が届いた。「・・・長い間ご無沙汰していたのは、私のことを忘れたかもしれないと思ったからです。あなたが書いてくれた手紙を何度も読み、内容を覚えてしまいました。私は今、専門学校で経営学を学んでいます」。再び文通が始まった。

1999年10月 カニカーと再会。立派な娘に成長していた。寝食を共にした2日間は本当に楽しかった。

2001年3月 カニカーから手紙がきた。「私は前期3つの試験に合格しました。給料は、私の生活費以外は家に送っています。家族を助けることができて誇りに思います」

2001年6月 カニカーと再会。この2年間でカニカーは社会人らしくなった。

中学生の頃のカニカー

現在 カニカーは病院で事務をしながら職業訓練専門学校と通信制の大学に通っている。将来は公務員になって安定した生活をおくり、家族を幸せにしたいという。彼女の夢は私自身の夢でもあり、大きな支えとなっている。カニカー、私に夢を与えてくれてありがとう。

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