ミャンマー訪問記

ヤンゴンから、車で約2時間のところにあるヨーグワ地区にある学校を訪問しました。この学校は、小学校から高校までが設置されています。
住民の多くは、日雇いとして農業の仕事に従事しています。近隣の工場はありますが、そこで働くことは難しいです。工場の賃金は月ごとで払われるため、賃金を受け取るのに1か月待たなければなりません。日々の生活に困窮している住民は1か月待つことができません。不安定で低い賃金の日雇いの仕事であっても、彼らはその仕事をせざるを得ません。

ノートをとる子どもたち。

今回は、ダルニー奨学金の支援を受けている男子生徒1名と、今後支援が必要とされている女子生徒1名を紹介します。

 

家の前に立つThae Min Aung。

奨学金を受け取っているThae Min Aung君(中2・男子)

校長先生は、彼はこの学校で一番貧しい家庭の子どもだといいました。
学校の先生たちは、子どもの着用している制服の様子、持参してくるお弁当、住んでいる家の状況を把握しており、それぞれの家庭状況を理解しています。
彼の家族は、父母、中学生4年生の兄、妹の5人です。
彼の両親は、二人とも中学校1年の時に中退し、それから日雇いの仕事についています。私が自宅を訪問した際も、両親は仕事に出ていて、会うことができませんでした。
自力で家を建てることができないため、親戚の土地に、借金をして粗末な家を建てています。電気をひくことはできなく、家に電化製品はありません。家といっても簡易的なもので耐久性はなく、数年も持たないものです。もし今住んでいる家がだめになったら、また借金をして家を建てなければなりません。きちんとした家をたてなければ、この繰り返しです。

 

 

家の前に母親と立つEaindra Phyo。

奨学金を必要としているEaindra Phyoさん (中2・女子)

彼女は、ダルニー奨学金の支援を受けていません。しかし、学校の先生は、可能であれば中3からでも支援をしてほしいと言っています。
彼女の父は、彼女が幼い時に、脳の病気で亡くなっています。そのため、この家の収入は母親だけです。彼女の母親は、道路沿いで、売店をひらいています。しかし、売り上げはあまりよくありません。
兄と姉は独立しています。しかし、彼らもそれぞれ家庭を持っており、それぞれの生活は厳しいようです。そのため、彼らからの生活を期待することはできません。
彼女の夢は、教師になることです。そのためには、まず中学校を卒業しなければなりません。中学校を卒業することが、彼女の夢に近づく第一歩です。

 

あなたの14,400円で、一人の子どもが1年間中学校に通うことができます。
ミャンマーへの奨学金締め切りは、3月20日です。

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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