【タイ洪水奨学金5000キャンペーン】 タイ洪水の被害に遭った子ども -両親と一緒に暮らせて嬉しいけれど・・・-

タイ洪水奨学金5000キャンペーン

 

スタワン・プンニアム(ニックネーム:ビウ)ちゃんは、シーサケット県バーンコームアンセーン校に通う小学校6年生です。

 

スタワン・プンニアム(ニックネーム:ビウ)ちゃん

 

ビウちゃんは、祖父母、妹1人の4人で暮らしています。イサーン(タイ東北地方)に住む多くの家族同様、ビウちゃんの両親もバンコクに出稼ぎに行っており、カバン縫製工場で働いています。(※両親の月給はわずか3,000バーツ程度)

祖父母は高齢で、体力的な問題から仕事をすることが出来ません。

なので、家族の生活費はバンコクで働くビウちゃんの両親からの仕送りのみとなっています。

 

しかし今、両親はビウちゃんの家へ帰って来ています。。。

なぜなら、今回の洪水の影響により、工場の機械が浸水し壊れたため、工場の操業ができなくなっているからです。

水が引き、雇用主から連絡があるまでは仕事がない状態が続きます。

今の時点では、仕事が再開されるまで、どの程度の時間・期間がかかるのか、目途は立っておらず、ただただ、じっと連絡を待つことしか出来ません。

 

両親がバンコクで働いていた頃は、多いときで、月に800~1,000バーツ程度の仕送りをしてくれていましたが、現在は、故郷で細々と日雇いの仕事をしながら全員で暮らしている状況です。

日雇いの仕事は、例えば、村内にたまねぎを植え付ける仕事等ですが、毎日仕事があるわけではなく、仕事があったとしても、収入は1日に80~100バーツ程度ですので、家族6人での生活には足りず、赤字が続いている状況です。

 

学校の先生によると、ビウちゃんは、勉強がよくでき、礼儀正しく、学校の様々な行事にも常に積極的に参加をする生徒だということです。

また、自分の意見をしっかりと話すことができる聡明な子だそうです。

将来は、自分の意見をはっきり言える性格を活かして何かに挑戦する仕事に就きたいそうです。

しかし、今の状況を考えると、学校の行事よりも家族のために家事をしなければなりません。

放課後は急いで妹を保育所に迎えに行き、その後も面倒を見ています。

 

ビウちゃんに今の状況について尋ねてみると、「くじけそうになることはないし、妹はまだ小さいので自分が責任を持って世話をしなければなりません。」と気丈な言葉が返ってきました。

 

お父さん、妹、ビウちゃん、お母さん

<左から:お父さん、妹、ビウちゃん、お母さん>

 

ただ、そんなビウちゃんも今回の洪水ではとても悲しい思いをしています。

これからも学校に通うことができるのか、生活をしていくことができるのか・・・。

そういった不安の中でも特に、両親が希望を失った顔で家に戻ってきたときに、強い悲しみを感じました。

本心では、両親と一緒に暮らすことが出来てとても嬉しい、本当に嬉しいけれど、、、両親に仕事がなく、一家に収入がないこと・・・、

これからの未来が見えないことがとても悲しい、と。。。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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