タイ 子どもたちの夢を叶えるために2

 

警察官を目指す少年

小学校六年生のシラウィットは、病弱な70歳の祖父と二人の姉と一緒に、農地の一角にある今にも壊れそうな木造のトタン屋根の家に暮らします。その家にはもちろんトイレはなく水道も電気もありません。親戚は彼らに畑の一端を分けてくれていますが、その畑からの収穫だけで生活できるはずもありません。シラウィットの両親と一番上の姉は、生活のため、日雇い労働者として別の県で働かねばならず、ほとんど帰ってくることも実家に送金することもできません。家族は貧困の連鎖から抜けられずにいます。

 

家の前で

畑仕事を手伝う

 

 

 

 

 

 

 

 

シラウィットは毎朝、早起きをして姉と一緒に朝食を作り、祖父の身支度を助けます。祖父は最近アルツハイマー病を患い、体中が痛いと言います。そのような状況でシラウィットは、祖父の面倒を見、近くの畑仕事を手伝って生活費を稼ぐため、学校を休まなくてはなりません。シラウィットは、毎朝通学で舗装されていない道を壊れそうな自転車に乗って6kmの道のりを走ります。大変な状況で学校に通うシラウィットですが、成績も良く、先生や友達から好かれています。

   シラウィットの通う通学路

シラウィットの夢は、将来警察官になって困っている人を助け、家族を養う事です。彼は「ダルニー奨学金を受け、来年中学校一年になれたらどんなにか嬉しいでしょう。」と言います。「僕はその奨学金を大切に使います。そしてそれは家族の出費を減らすことにもつながるのです。もし、それがもらえたなら・・・制服、学用品、他に必要な物や食べ物を買います。」と続けました。教育は、彼の人生の選択肢を広げるのです。

 

「ダルニー奨学金」制度は、経済的貧困で中学教育を受けられない子どもたちを支援する国際教育里親システムです。ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える”1対1の顔の見える教育支援”です。14,400円で1人の子どもが1年間中学校に通うことができます。 

 

タイの締切3月20日です。

ダルニー奨学金について
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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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