【報告】Study For Two大阪大学支部 初主催イベントで、阪大出身ラオス事務局フェンが講演

大阪大学/院に留学経験がある民際センターラオス事務局のフェンが、奨学金支援学生団体Study for Two阪大支部主催のイベントで、6月23日(火)大阪大学で講演しました。

SFT阪大支部は今年4月に誕生しましたが、メンバー5名は学業やアルバイトなど多忙な中から時間を捻出し、イベントの広報・集客のためチラシ作成やSNS活用など、一生懸命頑張ってくださいました。なお、当日会場には、大阪大学生だけでなく、大阪市立大学生、そして元教師や大学教授の方がたも参加。

 

まず最初に、SFT阪大支部メンバーから、Study for Twoの活動紹介がありました。

中古教科書販売という斬新な募金方法で2011年に早稲田大学からラオス奨学金の支援を開始しましたが、今では全国約70の大学に活動が拡大し、2015年5月の段階で、700人以上のラオスの子どもたちに奨学金を提供しています!

 

次に、ラオス事務局フェンは、日本での留学経験、そして、ラオスの教育事情や奨学金支援の効果を語ってくれました。

「教育は、子どもに与えることができる唯一の宝物」と考える両親のおかげで、兄3人とフェンはラオスで高校を卒業することができました。

その後、ラオス国立大学も奨学金で通学し、大阪大学/大学院も日本政府の奨学金で卒業できたフェンだからこそ、奨学金の効果を自ら実感しています。

 

フェンのご両親が幼かった頃は、お二人を含む多くの子どもたちは現在よりもっと小学校就学が困難な時代でした。

入学したとしても、貧困のため小1~2年で中退する子どもが多数いました。

今も地方農村部では、経済的な理由で小学校や中学校を卒業できない子どもが多数いるため、「日本からの奨学金支援で、1人でも多くのラオスの子どもたちに基礎教育を受ける機会を提供し、彼らが夢を描き、将来を切り開くことができるようにご支援お願いします」と、フェンは参加者に熱く訴えかけました。

 

Study For Two大阪大学支部 初主催イベント

<左上:SFT阪大支部の活動紹介、右上:フェンのスピーチ>

<左下:SFT関西学院大支部のスタディツアー体験談、右下:「ツアー体験の感想」画面>

 

続いて、フェンの指導教員だった大槻教授が登壇。

ちなみに、フェンさんは阪大/院卒業以来初めての来日なので、恩師の大槻教授とは5年振りの再会となりました。

 

「フェンさんは院生時代とても勉強熱心で優秀な学生で内に秘めた情熱もありました」と紹介した後、「彼女の今日のスピーチを聞いて、彼女が勤務するNGO団体は、政府や世銀などの国際機関ができない活動、つまり、貧困のため教育を受けられないラオス地方農村部の子どもという受益者に支援が直接届く仕事をしていると強く感じました。

同様にその民際センターというNGOを支援するStudy For Twoという学生支援団体の活動も、奨学金受益者に直接届く支援に繋がっています。私の教え子であるフェンさんが、社会のため、経済格差に苦しむラオスの子どもたちのために尽くす仕事をしていることがわかって、非常に嬉しい」と柔和な笑顔で語ってくださいました。

大槻教授は大阪大学大学院・国際公共政策研究科教授で、開発経済や国際貿易がご専門ですので、関心がある大阪大学/院生の皆さん、是非受講を!

 

最後は、ラオス・スタディツアー(民際センター奨学金提供地域への訪問とSFT支援奨学生との対面と交流)に参加したSFT関西学院大学支部の下郷さんがツアー体験談を語ってくださいました。

まず、Study For Twoに参加した理由は「教科書が高いことへの問題意識。SFTメンバーたちが意見を出し合い物事を決めていたことに共感」したからだと説明。

スタディツアーに参加したのは、「自分の活動によって生まれたお金がどのように使われているか気になったから」と理由を語り、参加者の多くは頷いていました。「全体の感想」として、「小学校を卒業しても中学や高校が遠すぎで通えない。民際センターが中学や高校まで支援することに賛成」、「隣の家の子どもが支援物資をもらっている奨学生をうらやましそうに見ていた」ので、「もっと多くの支援をして全員に届くようにしよう」と語ってくれました!

 

今回は、フェンの母校での講演を、彼女の「後輩」でもあるSFT大阪大学支部が主催してくれたイベントとなり、SFT阪大メンバー及び、SFT関西学院大支部メンバー、そして、フェンの恩師の大槻教授(イベント会場貸し出しに必要な責任者にもなって頂きました)には、とても感謝しています。

Study for Twoの皆さん、今後とも、奨学金のご支援よろしくお願いします。

 

2015年度のラオス奨学金締切は、7月20日です。

1人でも多くのラオスの子どもが、奨学金で教育を受け、将来を切り開くことができるよう、皆さまもご支援を検討して頂ければ幸いです。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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