カンボジアの困っている人たちを助けたい (スレイ ナッチ:カンポンスぺ県バセドス郡ロースモニイキリウドム中学校一年生)

カンボジアの教育制度は、1975年から君臨したクメール・ルージュ体制によって完全に破壊されました。

1990年代、カンボジア和平パリ協定、国連の選挙支援以降、資金提供を通して、多くの新しい学校の建設、教材入手など、教育環境・制度が飛躍的に改善しました。しかし、都市と農村の教育の質の格差、僻地教育などの膨大な課題が未だ存在しています。

具体的には、地方の中学校の低い進学率と高い退学率などが挙げられます。その原因には、貧困と社会的要因があるのです。

 

ニワトリに餌をやるスレイ ナッチ

<ニワトリに餌をやるスレイ ナッチ>

 

スレイ ナッチは、その様な地方の中学校に通う国語が好きで、将来は自分が住むようなカンボジアの農村地区の発展を支える非政府組織(NGO)で働きたいという夢を持っています。

彼女の両親は、家族を養い子どもたちに教育を受けさせる副収入を得るため、農繁期が終わると近所に住む家族と同様に隣国のタイに出稼ぎに行きました。

 

スレイ ナッチは言います。

 

「何の心配もせず勉強が続けられると良いな。そうすれば私の夢がかなうから。

将来は、非政府組織(NGO)で地方の発展に携わる仕事に就き困っている人たちを助けたい。

でも、もうだめなんです。

父と母はタイに出稼ぎに行っている間に交通事故で亡くなり、私は途方にくれてしまい、どうして良いかわかりません」と。

 

彼女は続けました。

 

「私の小さな弟と私は祖母と暮らして、小さい妹は叔母と住んでいます。

祖父は農業以外仕事をしていませんし、祖母は体が弱いので、私は学校を続けられるかどうかわかりません。

今はただ、勉強を続けて将来はNGOで働きたいのです。

 

スレイ ナッチと兄弟

<家の前で弟と妹と>

 

スレイ ナッチの様に経済的貧困に直面した子どもは、今すぐにでも支援が必要です。

彼女の夢の実現のため、ぜひご支援をお願い致します。彼女への教育支援は、人類の貴重な宝を育みます。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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