京都外大西高等学校「土曜英語講座」が、10年間で100名のカンボジア・ラオス・タイの子どもたちの奨学金を支援!

2002年11月、カナダ出身の英語教師バネズさんの発案(チャリティ英語講座)に賛同した京都外大西高等学校の前田教諭は、バネズさんと共に第1回目の「土曜英語講座」を開催。

以来10年以上、同講座を継続してくださっているおかげで(バネズさんは都合で5年後に同講座から離れました)、これまで100人のカンボジア・ラオス・タイの子どもたちが奨学金を受給し、学校で勉強を続けることができました!

 

「土曜英語講座(Saturday English)」

教師も土曜日は休日ですが、前田教諭は、毎月第2・第4土曜日は同校の教室で、ボランティアで英語を教えています。

参加者の受講料600円(1回/2時間強)が、奨学金になるしくみです。

受講者の中には、土曜英語講座を開始した10年前から参加している方や、過去には、尼崎から通ってきた方もいます。

土曜英語講座の魅力を聞くと、皆さん口をそろえてこうおっしゃいます。

「前田先生の授業は、毎回飽きさせない工夫がされています。英語落語、カーペンターズの音楽などもあり、本当に楽しい。その上、決してけなさない。私たち誉められて英語が上達しています!」

 

前田教諭の講座

<創意工夫の内容だと受講者の評価が高い前田教諭の講座>

 

in-Win-Win…ボランティア活動

「10年以上も、ボランティアで土曜英語講座を続ける原動力は?」の問いに、前田教諭はこう答えました。

「 高校生たちに、ボランティアの大切さを訴えているのに、自らやり続けなければ、説得力がないからです」。

さらに、「Win-Win」をもとにして前田さんが造った言葉「Win-Win-Win…ボランティア活動」の意味を教えてくださいました。

「土曜英語講座の収益金で、ラオスやカンボジアの子どもたちはWin、この奨学金事業を推進する民際センターもWin、講座に参加する受講生も喜んで参加されているのでWin、そして、多少なりともいろいろな関係者に貢献できているのはないかと喜んでいる私もWin、というように、多くの関係者がWinの状態が、この講座の意義なのです。」

 

私もWin、と語る前田教諭

<この講座で喜んでいる私もWin、と語る前田教諭>

 

101人目から、ミャンマー奨学金も支援に追加!

今年から、ミャンマー奨学金が民際センターの正規事業となり、支援者を募集していると知った前田教諭は、101人目からの奨学生支援に、ミャンマーも追加!

長年の支援とミャンマー奨学金支援追加のお礼に、民際センタースタッフが、同講座を訪問し、ミャンマー奨学金の説明やアウンサン・スー・チーさんの有名なスピーチを抜粋したミニ英語講座をさせて頂きました。

翌日、早速、前田教諭はミャンマーの子ども2人、カンボジア1人、ラオス1人を、ご支援くださいました!

 

奨学生たちの感謝の気持ち

<支援してきた100名の奨学生たちの感謝の気持ちが伝わってくるようだ>

 

■6月8日(土)にカンボジア人留学生が感謝の特別ミニ英語講座

現在、同志社大学で勉強しているカンボジア出身のスン青年が、母国の同胞であるカンボジア児童34人の奨学金支援への感謝の気持ちを「土曜英語講座」の皆さんに伝えるため、6月8日(土)、「特別ミニ英語講座」を行います。

流暢な英語で、日本を留学先に選んだ理由、カンボジアで行ったボランティア活動などに加え、家族についても話してくれます。

スン青年の家族も、他の多くのカンボジア人同様、ポル・ポト政権の犠牲者です。スンさんのお母さんの兄姉全員と両親は、同政権下で皆殺害されました。

1人残された当時5歳だったお母さんは、軍の台所で政権が崩壊するまで働き続けました・・・。

 

■カンボジア人留学生による「特別講座」

稀有な機会ですので、京都および関西在住の方、あるいは、この日、観光やお仕事で京都にいらっしゃる方、一度きりでも良いので、是非お越しください!

※「土曜英語講座」受講希望者は、同講座のホームページ内にあるメールアドレスまで、ご連絡ください。

民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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