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ミャンマー事務所からのレポート 二人の奨学生の生活

ユニセフが出している「世界子ども白書2016」の統計によれば、ミャンマーの中学就学率(2010-2014)は男子48%、女子49%です。今回はダルニー奨学金で必死に中学校に通っている2人の生徒を紹介します。

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中2の奨学生アイミヤットと高校1年のお兄さんはどちらも学校に通っています。アイミヤットのお父さん
は重病で働くことができないので、40歳のお母さんが日雇いの農作業をしていますが、仕事のある月でも8,000円ぐらいの収入しかありません。この程度の収入では通常、高1か中2の子どものどちらかが学校をやめて働きますが、アイミヤットもお兄さんも「高校を卒業したい」と思っているので、その願いを叶えるべくお母さんが必死で働いています。

アイミヤットの家族は、おばあさんの土地に家を建てさせてもらって住んでいます。家の前に竹で作りAye Myat_3かけの壁が置いてありました。家がぼろぼろで壁が壊れているので、お母さんが森から竹を刈ってきて自分で壁をつくっているそうです。仕事の無い日はもちろん、仕事のある日も夜、壁をつくっています。

お兄さんは学校がお休みのときはできる限りお母さんと一緒に働きます。アイミヤットもお母さんに代わって家事をします。ミャンマーの子どもたちは塾に行くのが当たり前ですが、二人はお金がないので家で勉強します。家に電気が通ってないので、暗くなる前に家事を終え、少しの時間を惜しんで宿題や勉強をします。

 

もう一人の奨学生、中1のカインは3人きょうだいの長女です。お母さんは幼い子ども(小学校1年生と2Khine歳)の世話をしなければならないので、あまり働きに出ることができません。お父さんは農業の日雇い労働者ですが、仕事は不安定で、収入がない月は生活が厳しくなります。

カインは少なくても中学(4年間)だけは卒業したいと思っていますが、長女ということもあり、いつ両親から学校をやめるように言われるか、内心びくびくしています。奨学金をもらっているから、中学校に通うことを許されているという状況です。

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