メコン5カ国進出を検討する企業をサポート ~OSOCの事例紹介~

ここ何年か、日系企業による東南アジアの進出先として熱い注目を集めているのが「メコン経済圏」のカンボジアやラオス、ベトナムやミャンマーの国ぐにです。

以前から多数の日系企業が進出していたタイに加えて、これらのメコン河流域国でも事業展開する「タイプラスワン」が新たなトレンドとなっています。

 

民際センターは、既にラオス進出をしている企業を対象に、ラオス政府、企業、NGOの連携で現地のかかえる問題を新しい切り口で解決する雇用新戦略「One School One Company=OSOC」を提案してきましたが、最近、関西の某企業を通し、OSOC事業が少し形を変えて、カンボジアやミャンマーへと拡大しています。

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この嬉しい展開は、自動車部品などの輸出企業であるA社から民際センターへの一本の電話から始まりました。

A社の社長さんが、「カンボジアの企業に日本の自動車部品輸出を検討しているが、そのために現地で調査したい。

海外進出コンサルタントなどを通さずに、民際センターのような国際協力団体を通じて、こういった調査が可能かどうか。

勿論、引き受けてくれたら、それなりの寄付をします。さらに、決算時点での寄付金控除枠内で追加寄付も可能です。

ビジネスと社会貢献の両立を模索しています」と。

せっかくのお申し出だったので、直接お会いしてA社のニーズを詳しくお聞きしました。

また、カンボジア事務局にもA社のサポートが可能かを聞きました。

結論からいえば、初めての試みでしたが、A社の依頼をお引き受けすることになりました。

 

民際センター事務局も、A社とカンボジア事務局の間に入り、英訳・和訳を含むサポート業務を行いました。

そして、A社のカンボジア訪問スケジュールの中で、カンボジア事務局は、訪問企業のアポイントメントおよび、ホテル予約や空港出迎え、訪問企業随行と通訳も引き受けました。そして、実費や人件費だけでなく、カンボジア奨学金複数分を寄付して頂きました。

 

更に、別の日程で、ミャンマー進出も検討中ということで、訪問希望企業の情報入手やアポイントメントを、当センターミャンマー事務局が行いました。

そのお返しに、ミャンマー奨学金のご寄付も頂きました。

また、「決算時点での寄付金控除枠で出来る限りで寄付します」というA社社長の約束どおり、追加のカンボジア奨学金に加え、複数のプロジェクトに、かなりの額のご寄付を頂きました!

 

具体的には、自転車プロジェクトを通し、遠距離通学のカンボジア生徒たち14名に自転車を寄贈。また、図書がない学校3校に、図書セットを寄贈。

A社社長さんに、支援するカンボジア奨学生の写真や報告書を受け取った感想をお聞きしました。

「送って頂いた奨学生の写真や、自転車寄贈した生徒さんたちのお礼状を、社内で回覧しています。

少しでもお役に立てていることを思うと嬉しいですね」とメッセージを頂きました。

 

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A社に届いた「顔が見える」支援の写真や礼状

図書セットに喜ぶカンボジア生徒たち

<カンボジアの学校に贈られた図書セットに喜ぶ生徒たち>

 

贈呈図書を読むカンボジアの子ども

<贈呈図書を夢中で読むカンボジアの子どもたち>

 

カンボジア人生徒に届いた自転車

<家から学校までの片道距離が4~15kmのカンボジア人生徒14名(内1人を紹介)に届いた自転車>

 

自転車を寄贈された生徒の手紙

<自転車を寄贈された生徒からA社に届いたお礼状>

 

OSOCは、3者協働のWin-Win-Winのプロジェクトでもあります。

何故なら、企業のメコン経済圏進出を、国際協力NGOの日本と現地事務局がサポートすることで、メコン5カ国で経済的に恵まれたない子どもたちが教育支援を受けることができるからです。

メコン5カ国に進出を検討する企業で、A社のように、当センターのサポートを検討する企業は、一度、民際センターにご連絡ください。

企業の多様なニーズも柔軟に対応しながら、現地事務局の事情や人的資源なども考慮しながら、Win-Win-Winの可能性を広げて行きたいと願っています。

 

また、当センターは「公益財団法人」です。

企業の皆さまからのご寄付は、一般の寄付金にかかる損金算入限度額と別枠で損金算入できますので、是非、ご活用ください。

>「寄付金控除」の「法人」については、コチラ

 

【お願い】

2015年度のカンボジアとラオスの奨学金の締切が、7月20日と迫っています。

1人でも多くの子どもたちが教育支援で将来を開くことができますように、ご支援して頂ければ幸いです。

 

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民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

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