【カンボジア】カンボジアの奨学生チューイと双子の妹

カンボジアの憲法は児童労働を禁じていますが、農村部の多くの子どもは憲法にそんなことが書いてあることを知りません。

チュク・ブン・チューイは13歳で小学校5年生。

お母さんは紡績工場で働いているため、おばあさんと3年生の双子の妹の4人で暮らしています。お父さんは小さい時に家を出てしまいました。

チューイと妹たちは近隣から牛を借りて、自分たちの小さな田んぼで土日や夏休みの間、ひたすら畑仕事をして、お米を収穫します。

しかし、それだけでは食べるものを十分収穫できないので、近隣の田植えを手伝い、わずかながら現金収入を得ます。

また、農閑期には、森や川で食べるものを探します。カエル、カニ、魚、野菜。食べたり換金できたりするものはなんでも収穫します。

 

カンボジアの奨学生

 

チューイと双子の妹

<一番左がチューイ。あとの2人は双子の妹>

 

普段、おばあさんと暮らしているチューイと双子の妹は、月に1回、お母さんが家に戻ってくる日を楽しみにしています。

お母さんはその時に61ドルの給料から25ドルを家計費として家に置いていきます。

本当はもっとお金を置いておきたいのですが、都市部での生活は何かとお金がかかるのです。

貧しさ故に学校に遅れて通いだしたチューイは奨学金をもらってから、できるだけ休まずに学校に行くようになりました。

このまま順調に行けば、なんとか小学校は卒業できそうです。

 

寄付ボタン

民際センター編集部
「公益財団法人民際センター」は日本生まれの国際協力教育NGOです。世界の子どもたちが中学校に通えるよう教育支援をしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です