
初対面、ホームスティなど、忘れられない思い出を作った佐藤さんとワナパーさん
「2002年、仕事でバンコクに10日間滞在し、そこで物乞いを見たり、12、13歳で出稼ぎに従事せざるを得ない子どもの話を聞いて、帰国後、ダルニー奨学金の支援を始めました。というのも、私も高校時代は奨学金をもらっていたので、その恩返しがしたかったのです。
奨学生が決まると、早速、最初の奨学生3人に拙いタイ語で手紙を書き、そのうち1人の子から返事が来ました。それがワナパーでした。以後、彼女とずっと文通で交流を続け、2005年10月、民際センターにお願いして高校生に成長した彼女を日本に呼び寄せ、1週間一緒に過ごしました。空港ではじめて会ったとき、まるで我が子のように感じました。
教育里親になったことでタイ語を勉強したり、タイ人の友人が出来たりしました。こうした交流が彼女だけではなく、私にとっても家族にとっても意味があると思っています」