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しょうがい者教育
タイ東北地方のしょうがいを持つ子どもたちをとりまく状況
タイ東北地方ではしょうがいを持って生まれたのは「前世の罪業の報いが原因」という迷信がまだ根強く、しょうがい児を持った家族はその子を生涯家の外に出さずに、隣人にさえその存在を隠して生きていく例も多くあります。そのため、発達段階に応じた適切なリハビリを受けられなかったため、しょうがいが重度化し、自立へのチャンスを逃し、生涯を寝たきりで過ごす子どもたちがいます。
しょうがいを持つ子どもたちへの教育支援
全ての人が基本的教育を受ける権利があるとの考え(Education for All)に基づき、当然しょうがいを持つ子どもたちも基本的な教育を受ける権利があると考え、以下の取り組みを実施しています。
- 奨学金提供による、しょうがい児の基本的教育を受ける権利、機会の拡大
- 車いすの支援を行っている団体との連携による車いす提供と生活環境、通学就学環境改善
- 地域社会、(親家族・隣人・学校・村人)がしょうがい児を受け入れ、自立を促進することができる地域社会を目指す「CBR (Community Based Rehabilitation=地域主体のしょうがい児支援)セミナー」の支援
しょうがいを持つ子どもたちの自立をめざして
タイ東北地方各県の教育委員会、学校、地域のしょうがいしゃ支援組織と連携し、ダルニー奨学金の為替差額資金を活用して、しょうがいしゃ向けの奨学金の提供を行っています。またアジア車椅子交流センター(WAFCA)との共同事業として車いすを必要とする子どもたちへ車椅子を提供しています。さらにCBR(地域主体のしょうがい児支援)セミナー開催支援、しょうがいを持つ子どもたちの実態調査や報告書発表を通し啓蒙活動をおこなっています。
2003年度はローイエット県、ノンブアランプー県のしょうがいを持つ子どもたちへ20口の奨学金を提供することができました。また2003年6月にアジア車いす交流センター(WAFCA)との共同事業として、2輪車いす11台、3輪車いす9台の計20台も提供しました。2003年11月にフォローアップ調査と同時にしょうがい児の父母や地域の人々を対象にWAFCA がタイで設立し、しょうがい者自身が車いすの生産に参加しているWAFCAタイランドの講師による車いすのメインテナンスの講習会を実施しました。
地域がしょうがいを持つ子どもたちを支えるまで
数年前にしょうがい児向け奨学金提供の形で単独で始めた事業も、奨学金と車いす、そしてしょうがい児をとりまく環境の整備の3要素を持つ事業として新たな段階に達しています。 そして今では地域が自主的にしょうがい児支援を担えるまで自立する上でかかせない事業となってきています。
しょうがいを持つ子どもたちへの奨学金支援のお申込、お問合せは事務局までお寄せください。
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