ブーンライ保健衛生
病気や怪我が原因で、学校に通えなくなる子どもたちや、授業に追いついていけない子どもたちをなくしたい、そんな思いで始まった「トータルな教育環境の整備」を目的とするプロジェクトです。
ブーンライ保健衛生プロジェクトとは
群馬県板倉町の研修旅行グループは2001年5月にラオスのセーコーン県パクトンタイ村を訪問中、毒蛇にかまれ家で寝込んでいる少年の話を聞き、その場で治療費を出して支援しました。これがきっかけで保健衛生事業がスタートしました。少年の名前「ブーンライ」をとって「ブーンライ保健衛生プロジェクト」と名付けました。
ラオスの支援地域の平均月収は2,000~3,000円程度ですが、診療代は村のクリニックで最低でも700円はかかり、県病院だと数千円もします。これに病院までの交通費が100円~1,000円程度加わる場合もあり、経済的に貧しい家庭ではなかなか病院に行くことができません。
そこで、診療費を出せず、病気や怪我が原因で、学校に通えなくなる子どもたちや、授業に追いついていけない子どもたちをなくすため、「トータルな教育環境の整備」を目的とするプロジェクトを開始いたしました。
ラオスの支援地域の平均月収は2,000~3,000円程度ですが、診療代は村のクリニックで最低でも700円はかかり、県病院だと数千円もします。これに病院までの交通費が100円~1,000円程度加わる場合もあり、経済的に貧しい家庭ではなかなか病院に行くことができません。
そこで、診療費を出せず、病気や怪我が原因で、学校に通えなくなる子どもたちや、授業に追いついていけない子どもたちをなくすため、「トータルな教育環境の整備」を目的とするプロジェクトを開始いたしました。
ブーンライ保健衛生プロジェクトの特徴
①健康診断を実施します
2009年度の健康診断では、16校1,791人中、1,584人の生徒が健康診断を受診しました。うち498名が「異常有」と診断され、病状に適した薬を提供いたしました。
例:風邪336人、肺炎59人、扁桃腺の炎症49人など
例:風邪336人、肺炎59人、扁桃腺の炎症49人など
<効果>
症状悪化の防止、治療
②薬箱を設置します
- Ampicilline(抗生物質):230個
- Berberine(下痢薬):122個
- Paracetamol(解熱剤):902個
- Tiffy(風邪薬):104個
<効果>
症状悪化の防止、治療
③医療費の一部補てんを行います
2009年度に病院で支払った治療費の補てんを受けた生徒は、1,584人中44名です。
<効果>
家計の経済的負担の軽減、その結果、病院で治療を受けやすくなった
④うがい、手洗い、歯みがきなど、予防医療の授業を実施します
2009年度は4校で、クイズ形式など生徒が楽しく学べるような授業を実施し、病気を予防するための習慣(うがい、手洗い、歯磨きなど)を身につけるように指導いたしました。
<効果>
病気の予防
支援者の声
木村嶺子さん
1年に1万円援助のダルニー奨学金の記事を新聞で見て以来、個人への奨学金支援をずっと続け、2000年にはカムアン県ノンホイ村に校舎を寄贈しました。現地への訪問で、生活状況や衛生状態を見るにつけて、一開業医としては教育支援の他に何かすべきことがあるのではないかと思っていました。その頃、ブーンライ保健衛生事業が始まったことを知り、それからはこの事業を支援しています。2008年にノンホイ村の小学校での健康診断風景(身長体重測定と看護師による健康チェック)を見た時、健康的な生活に対しての啓蒙活動の第一歩になるだろうと思いました。
教育程度が低ければ健康に気を配る意識がなかなか育ちませんが、教育支援の輪が広がり、教育水準が高くなれば、次は健康面に関心が向くはずです。その時に備えての助けになればいいと思い、援助を続けています。将来、ラオスにも日本のような学校医制度ができることを期待しながら・・・。