日本民際交流センター 日本語 ENGLISH
日本民際交流センターはタイ・ラオス・カンボジアの子どもの就学の夢を叶えるダルニー奨学金を運営している、国際協力NGOです。 皆さんの年1万円で1人の子どもの人生を変えることができます。
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そろばん事業

島根県横田町(現奥出雲町)との連携で1994年に開始されたそろばん教育普及事業は、その後さらに、島根県、タイ教育省、タイ国立科学技術教育促進研究所(IPST)などからの協力を得て、タイで大きく花を咲かせました。2004年には、タイ事務局とIPSTによる南南協力の支援を受け、隣国ラオスでもそろばん事業が開始されました。

出会い
島根県の横田町は特産物のそろばんでまちづくりの道を模索していました。1990年、そろばん資源活用のための全国アンケートを実施したところ、当センターからタイ東北地方の子どもの教育に、日本のそろばんは必ず役立つ、という回答を得ました。タイの東北地方では、基礎的計算力の不足から、返済の当ても無く高利貸から借金をしたり、元本割れの商売をしたりという例が後を絶たないのです。そうした事情に明るい当センターはタイにおける子どもたちの基礎的計算力向上の重要性を訴えたのでした。
地域おこし
横田町は国際交流による地域の活性化をねらい、1992年より、町ぐるみでダルニー奨学金にとりくみタイとの交流を始めました。1994年から当センターの協力を受け、そろばん講師を派遣。タイ東北地方の小中学校教師を対象にしたそろばん指導法研修会の開催を重ね、加えてそろばんや教科書を提供してきました。横田町のそろばん塾経営者の先生たちが派遣講師となり、春秋2回ずつ、数年にわたった講習会で多くのタイの小中学校教師に献身的にそろばん指導法を伝えました。
日本式そろばんタイへ、そしてラオスへ
そろばん授業の風景
そろばん授業の風景
タイで日本式そろばんは大変な評判になりました。当初ねらった基礎的計算力の向上だけでなく、そろばんを通じて、子どもたちが集中力や記憶力を養える、暗算が飛躍的に速くなる、等の報告がされています。1997年春、タイの教育副大臣、スワポン・ダナイタンタクル氏が第5回そろばん研修を視察して、そろばんの教育効果に着目し、そろばん教育はタイの小学校の選択科目として認定され多くの小学校で取り入れられるに至りました。2004年、タイのIPSTの協力のもと、ラオス教育省国家そろばん委員会は、ビエンチャン市内の小学校の先生30人を対象とした「そろばん教授法講座」を開催し、同年9月からはビエンチャン市内、10の小学校でのそろばん試験授業が開始され、今日に至っています。民際ラオス事務所では、同タイ事務所とも協力して、既に講習を受けた先生たちのスキルアップと、新たなそろばん教師の養成に向けて、今後も積極的な普及活動を展開していく予定です。
家庭で眠っているそろばんはありませんか?
奥出雲町では、タイ、ラオスでそろばんを学ぶ子どもたちに送るため、みなさまからのそろばんの寄贈をお願いしています。 送付先、お問い合わせは、「そろばんを送ろう実行委員会」まで。